県民とはなんの相談もなく、わずか一年で、日本政府とアメリカは

SACOで基地の移設を合意しました。

 そのウラには、沖縄県民の「基地・整理・縮小」の声を逆手にとり、
基地の固定化・強化・近代化をねらうアメリカの長期的な意図がかくされています。

ここでは、米軍の文書を分析して、次の4点を明らかにしていきます。                   

    1・1960年代から、辺野古への新たな飛行場建設や、
      那覇軍港の浦添移設が計画されていたこと

    2・普天間飛行場の移設計画は、SACO合意以前に、
      米軍によって作られていたこと

     3・ヘリコプターに代わる新鋭機「オスプレイ」を配備するために、
      普天間の移設、北部訓練場などの整備を計画したこと

    4・SACO合意は、沖縄県民の基地・整理縮小の声を逆手にとって、
      アメリカ軍の長期計画にしたがって、
            基地の固定化・強化・近代化
をねらっていること

       にもどる     次へ    進む前に沖縄の基地の全体像を知りたい人