「森は海の恋人」 宮城県唐桑町

1999 8月 学生YMCA東北地区夏の集会
  今年は、海だ!!

 岸に着いてから、今度は貝に付着している微生物などを機械を使って取ります。
 その後重さを計って、22キロでOK。
 こちらは手作業チーム。
 畠山重篤さんの息子さん、哲さんに教えてもらっています。
 結構大変でした。なんでも難しいですね。

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 下見の様子は→こちらへ 
 (気仙沼市、室根山など)
こちらもお薦めです♪
 畠山さんは本も何冊か執筆されていて、どれも素晴らしい説得力と感動があります。独学と実学で勉強なさった努力のたまものです。
 お孫さんも誕生されて、小さな子どもへの本も新たに出版されたようです。
 「リアスの海辺から」の本は文藝春秋社のサイトで購入できます。
          
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8月15日 浪岡伝道所週報より

●牧師報告●

 東北地区学生YMCA(NSCF)の集会に出席して、宮城県の唐桑町に行って来ました。『森は海の恋人』などの著作で知られる畠山重篤さんが経営するホタテ貝の養殖場を見学しながら、獲れたてのおいしいホタテをたくさんいただきました。そして、わたしたちの大切な食料である魚介類を育む海が、プランクトンを通じて、陸上の森林資源と密接に関わりあっている様子を教えられました。
「海がきれい過ぎてもプランクトンは増えない。プランクトンが増えないということは、それを食料にする魚や貝が増えないということです。たくさんの養分を運ぶたくさんの川が流れ込んで、初めて海は豊かになります」と語る畠山さんの言葉を聞き、ふとわたしたちの社会のことを思いました。同じような人ばかりが集う社会は、秩序と美観を保つのには楽かもしれないけれど、豊かな社会とは言えません。いろいろな人々が流れ込み、複雑に出会う中で「共に生きる」ことを目指すからこそ、わたしたちの社会も豊かになり得るのだろうと思います。

(ホタテを思い出すと心が豊かになる 竹迫之)