日韓交流プログラム大リユニオン
 


 日韓交流プログラム大リユニオンの開催要領が決まりました。
お忙しい中とは思いますが、是非参加してください。
今回は、これまでの日韓の総括的な話がメインとなるため、主に交流プログラムに以前参加した方に呼びかけをしています。
 しかし、日韓に興味のあるかたは、是非参加してください。

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< 大リユニオン呼びかけ文 >

◆九州大学YMCAシニア 森永 希◆

 日韓交流プログラムが始まって10年がたちましたが、この10年間に様々な出会い、問われが各世代においてあったと思います。交流会のテーマはいろいろと変わりましたが、常に日韓両国に横たわる様々な社会問題を、歴史を踏まえながら考えていこうとしていたと理解しています。歴史を勉強すること、その勉強した歴史が自分たちとどのように関係しているのか、またその関係から何が見えて、何を見ようとしているのか、など様々な議論が各世代であったと思います。

 現在世代が入れ替わる中で、日本の中でこれからどのようにこの日韓交流プログラム学習会が進んでいくのかという議論が不足しているように思えます。開始から10年が経ち、各世代の交流プログラムに対する捉え方は変わってきました。これもプログラムが発展してく中で必然のことですが、変わるべきでないものや伝えていかなければならないことは多くあると思います。

 それらを踏まえてどう変わっていくべきか、どのように交流プログラムを維持・発展していくか、多くの各世代が集まり日韓に対する思いを交換しあいながら、考え直す機会を設けたいと思います。

 年度末お忙しい時期ではありますが、是非御参加下さい。


◆活水女子大学YWCA 福富明日香◆

多くの人に支えられ去る1月5日―9日、韓国のテグで第9回日韓交流プログラムをもつことができました。詳細は日韓のメーリングリストで報告を流していますが、9回目を終えて今後も日韓を続けていく上での課題が浮き彫りになりました。日本側の運営態勢、韓国との連絡、コミュニケーションの方法といった実務のことから、このプログラムの流れ、新旧メンバーの問題意識・認識のシェア、そして日韓を何を求めてどういう場にしていきたいのか、今後のビジョンまでをこの大リユニオンで確認し、あらたに第9回の参加者たちと共に話し合っていきたいと思います。彼らの熱い報告もぜひ聞いていただきたいと思っていますので、シニアの皆さんお忙しいでしょうが名島寮まで足をお運びください。博多ラーメンと共にお待ちしております。

P.S. 第9回の参加者のみんな!!!、韓国での体験とそこで得た思いをシェアし、これからの日韓を作っていくための大切なリユニオンです。長旅になる人が多くて大変でしょうが、がんばって(ほんとうにがんばって!)来てください。

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日韓交流プログラム大リユニオン 開催要領

日程 3月25(土)-26(日)日 (25日 午後1時集合)
場所 九州大学YMCA名島寮 プレハブにて (宿泊は名島寮です)
福岡市東区名島2-5-18   
参加費 4000円程度 (交通費プール)

プログラム
25日 13:00 集合、自己紹介など
14:00 各回の報告
16:00 第9回の報告
18:00 夕食、風呂
20:00 これからの日韓について
22:00 ノミニケーション

26日 9:00 聖書研究会
10:00 運営体制について
12:00 昼食
13:00 次回学習会&第10回に向けて

◆参加の方は……

3月17日までに 西村考平、もしくは 福富明日香までご連絡ください。

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第9回日韓交流プログラムに参加しての感想

◆九州大学YMCA(名島寮) 幸前 元◆

今回の日韓交流プログラムを振り返ってわたしの心に強く刻まれているのは、韓国側参加者の真剣さである。それはとても心地のよいものだった。

彼ら彼女らはわたしたちを「真剣に」歓迎してくれた。そのためにいかに多くの時間と労力を割いてくれたことか。あたたかい心遣いが日本側の参加者1人ひとりに伝わったことはまちがいない。本当にありがとう。

韓国側の学生は自分の言葉で話せているという印象を受けた。それは、普段から物事を真剣に考えているということの証だろう。わたしはといえば、あいかわらずだれかからの受売りの文句を垂れ流していただけにすぎない。みんなの心の声の一部を聞かせてもらえたようでうれしかったが、反面うらやましくもあった。

もちろんわたしも真剣に今回のプログラムに取組んだつもりだ。しかし、準備段階から含めて反省は多い。わたしの、そして参加者全員の真剣さが痛いほど伝わった、そんな感想が出る交流ができたらと思う。次回のプログラムにも関わっていきたい。


◆東北大学YMCA(渓水寮) 桜井 良孝◆

 日韓は元より学Yへの参加が初めてであった私にとって、今回のプログラムは色々な意味で非常に刺激的なものだった。その中でも最も印象に残っていることは、そこに集う人達が作り出す独特の雰囲気である。それは、とてもエネルギッシュであると同時に、温かさを合わせ持ったものだった。またそれは日韓双方の参加メンバ-、影でこのプログラムを支えてくれている多くの人達に共通のものであるように私には感じられた。今回得られた貴重な経験を、今後自分のフィ-ルドのなかで生かせていけるよう努力していきたい。

(おわり)
 

 

このページの作成者:竹佐古真希(東北地区共働スタッフ)