ヨーロッパ旅行(報告編)


◆ マドレーヌ寺院 ◆



パリの中でもエレガントで華やかな地域に位置する、
マドレーヌ寺院を訪れた。
裏手には、紅茶で有名なフォションやエディアールの店があったが、
あまり時間もなかったのでいつも通り
「見えた見えた♪」で済ませた私たち。(^-^;)

この寺院はコンコルド広場の北側に位置し、古代ギリシア神殿風の建物。
1764年にルイ15世の命で創建されたが、フランス革命のために中断。
1805年ナポレオンの命によって現在の建物が造営されたそうである。

パリの教会は本当に巨大な建物ばかりなのだが、メトロで降りたつと
目の前に燦然とそびえ立っている。マドレーヌ寺院も少し歩かないと、
正面の入り口からは入れなかった。入った途端に感嘆のため息が、
思わず口から漏れた。静かで美しい寺院。レントの期間
だったので、バッハのマタイ受難曲がBGMで流れていた。

建物の珍しさ〜古代ギリシア神殿風〜に魅せられて訪れたのだが、
なんとこの教会はガブリエル・フォーレがオルガニストを務めた教会だったのだ!
会堂をゆったりと眺めている時にそのことに気が付いた。
まったく聖堂の荘厳さとフォーレ、そして彼の作品がぴたりと重なった。
個人的にフォーレは格別に好きな作曲家というわけではなかったが、
それでも彼の生前の息吹きのようなものをこの身に感じて、嬉しく思った。
ショパンの葬儀も、この教会で行われたらしい。



この画像はこちらにありました。

フォーレの主要作品や詳しいデータは
このページがお薦めです♪

フォーレ(1845−1924)はフランスの作曲家。
オルガニストとしてはパリのマドレーヌ寺院で活躍。
 幼い時から音楽の才能に恵まれ、ドビュッシーと
共にフランス歌曲の地位を高めたことも、
大きく評価されている。
彼の優しくも気品があふれる音楽作品は、
レクイエム」を始め、多くの人々に
今なお愛されている。


メトロを降り立つと、目の前の大きなギリシャ神殿風の
建物に圧倒される。とにかく大きい。
ぐるっと横を眺めながら、正面にたどり着く。

これがマドレーヌ寺院? とても大きな建物だった。
もちろんノートル・ダム@パリの方が大きいのだが、
こちらはお店の多い街中に位置するので、
余計に大きく見えるのだろう。




ちょっと偉そうな、イエス像。 (☆_@;)☆\(`-´メ)o
これは「最後の審判」の図だそうです。



この寺院は、夜のライトアップが
また素晴らしいそうです☆
ディスクのジャケット写真から。




パリの中のギリシャかローマ!?

中は残念ながら撮影できませんでしたが、
とってもエレガントでフォーレの作品とぴったり重なりました。
訪れた時は受難節だったので、聖堂ではBGMにバッハの
マタイ受難曲がかすかに流れていました。


♪流れている曲は・・「タントゥム・エルゴ」♪
フォーレの作品です。






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