ヨーロッパ旅行(報告編)
◆ サン・トゥスタッシュ教会 ◆ サントゥスタッシュ教会は、圧巻だった。 リスト(リストについてのお薦めサイトはこちら)やベルリオーズもこのオルガン を演奏したそうであるが、確かにその時代そのままのような空気が聖堂内に 漂っていた。パリで初めて圧倒されて惚れ込んだオルガンは、この教会のもの。 楽器に吸い寄せられてしばし身動きが出来なかった。音色を聴かなくても、 その魅力が存分に伝わってきた。ここのオルガニストは、なんと昨年の 11月に所沢でコンサートを聴いたジャン・ギューだった! とても驚いた。 彼の演奏は、自在にオルガンをあやつる素晴らしいものだったが (ものすごくシンフォニックな演奏)、確かにいつもこのような大オルガンを 弾いているのなら、日本のコンサートオルガンなど、ちょちょいのちょい? 彼は独特な風貌である。まるでリストやベルリオーズの雰囲気もどこか 漂わせつつ(?)、演奏も含めてまさに「鬼才」という感じ。 彼の演奏で「展覧会の絵」のディスクを持っていたのを 帰国してから思い出したのだった。 後日談:コミック「のだめカンタービレ」映画版では、 ラストシーンなどにこちらの教会やオルガンが登場します。 まさにこれぞ、大オルガン! ♪ d(⌒o⌒)b♪ 聖堂とオルガンの一部全体像はこちらにあります。 サイズは大きめだけど、圧巻! オルガンの演奏台=コンソール。 すごく離れたところに置いてあって、しかも透明なケース?で 囲まれていました。日本のサントリー・ホールのように 離れつつも、ここで演奏するのかな? 移動式の演奏台ですね。 ●オルガニスト井上圭子さんの ユスタッシュ教会コンサート&練習記 フォトスナップ ●こちらもコンソ−ルの写真があるサイト 教会の公式サイトは↓ここをクリック 教会のサイト:オルガンのページ 教会前の広場に転がっていたオブジェ。 人間がとっても小さく見える・・。 これはとっても有名なもので、 地面に耳をあてて聴いているのだそうです。 なるほど・・。 ●2002年のユスタシュ教会再訪記はこちらです● |
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