(1)イエローストーンのオオカミ
5月16日のイエローストーン公園に再導入されたオオカミは、自由に放たれているものが64頭、囲いの中にいるものが8頭の計72頭になった。その後、5つの違う群れから7頭の
メスが加算された。
オオカミたちは、エルクやバイソン、ムースをうまく食べている。生物学者によると、この春には30〜40頭以上の子供たちが生まれるものと予想されている。予想通りにいけば、この夏は100頭近いオオカミがイエローストーンで見られることになるだろう。
Yellowstone
Journal.MAY/JUNE 1997 より
(2)西モンタナでオオカミによる家畜被害
6月の始め、モンタナ州西部の牧場で3頭の牛がボルダーパックと呼ばれるオオカミの群れ(パック)によって殺された。ボルダーパックを滅ぼす決定が下され、政府に委託された人たちがワナを仕掛けた。ワナによって捕らえられたオオカミは殺処分となる。しかし、10〜12ポンドまでの子供たちは、殺されずにアイダホ州に移送されることになった。子どもたちは、運が良ければ他のオオカミに引き取られ、生き延びることができるだろう。
Indian Country
Today.Northwest. JULY14-21,97より