ラムズフェルド訴追要求
ドイツ連邦検察に、ラムズフェルド及び関連する米国政府高官をアブ・グレイブの戦争犯罪で調査するよう求める。
憲法権利センター(CCR)と米軍拘留所で拷問を受けた4人のイラク人は、ドイツ連邦検察庁に、アブ・グレイブ拘留所をはじめとするイラクの各所で受けた虐待をめぐって、米国の文民・軍司令官に対する告発状を提出した。
我々は、ドイツの検察に調査を開始するよう求めている。米国政府は戦争犯罪の責任についてこれらの高官を調査する独立のプロセスを開始する意志をもたず、米国は国際刑事裁判所に参加することを拒否しているため、CCRとイラク人犠牲者たちは、最後の手段として、告発状をドイツの法廷に提出した。被告の何人かは、ドイツにいるからである。
被告人には、ドナルド・H・ラムズフェルド米国国防長官、元CIA長官ジョージ・テネット、ウォルター・ウォジャコフスキー中将、ジャニス・カルピンスキー准将、ジェリー・L・フィラバウム中佐、トマス・M・パッパス大佐、スティーブン・L・ジョーダン中佐、ジェフリー・ミラー少将、情報担当国防次官スティーブン・カムボーンが含まれている。
ドイツ法では、ドイツの法廷が、アブグレイブで行われたような、殺害、拷問、残酷で非人間的な取り扱い、強制移送、性的強制行為などを訴追できることになっている。拷問の写真と流出した「拷問メモ」は世界の目に触れた----我々は、他の司法制度が機能しなかったときに必要な手だてを取っているのであり、行われた恥ずべき虐待について命令系統の上層部まで関係者の責任を問うことを求めている。
どうか、我々の企てに賛同して下さい。調査を開始するかどうかの決定権はドイツ検察官にあります。皆さんからの意見が届き、世界中の人々がこの企てを支持していると検察官が知ることが重要です。こちらから手紙を送って下さい。
このリンクで飛べないときには、
http://www.ccr-ny.org/v2/whatsnew/action/actionAlert2.asp
をブラウザにコピペして下さい。さらに詳しい情報はCCRのウェブサイトをご覧下さい。
また、できるだけ広く転送・転載をお願いいたします。
マイケル・ラザー
憲法権利センター
センター長
「Falluja, April 2004」ブログとの同時掲載です。
このページを開くと、本文面の英語版と、小さなウィンドウにドイツ語・英語で書かれた手紙文例が出てきます。お名前・ご住所(番地はいらない)・メールアドレス等を入れて、クリックすると、賛同・激励の手紙を送ることができます。
アブグレイブ拷問は、ファルージャでの虐殺を隠蔽するかのようにセンセーショナルに扱われながら、その体系的性格は問われないままで大手メディアからは立ち消えになってしまった戦争犯罪です。
米司法長官に推薦されたゴンザレスが「拷問メモ」を書いていますが、拷問について、その体系性については、背景情報として、「拷問について」および「戦争犯罪と拷問をご覧下さい。
また、アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局が『アブグレイブ:ブッシュ政権中枢の第一級の国家戦争犯罪』という優れた資料を出しています。
東京周辺では、次のような企画があります。
派兵1年、期限切れ
撤退させよう自衛隊 終わらせようイラク占領
WORLD PEACE NOW 12.14
ファルージャで6000人以上が殺された!
◎日時:12月14日(火)
開場17:30
プレ企画18:00
開会18:30
パレード19:30
◎場所:日比谷野外音楽堂(地下鉄霞が関駅下車)
◎発言:
小池清彦さん(新潟・加茂市長/元防衛庁教育訓練局長)
池田香代子さん(翻訳家)
イラク報告:熊岡路矢さん(JVC代表)、原文次郎さん(JVC)
◎演奏:TEX & the Sun Flower Seed
http://trice.co.jp/tex/
※ 夜のパレードになります。光り物などアピールグッズをお持ちください
詳細は、こちら。