イスラエルの嘘プロパガンダ・マシン全開
2008年12月31日
スチュアート・リトルウッド
GlobalResearch原文
ガザへの残虐な攻撃が続く中、ロンドンのイスラエル大使館ウェブサイトに、嘘のない行は一行とてないような要点説明文書が掲載されていることに気付いた。西洋の主流派メディアはそれを垂れ流し、また、テレビやラジオの熟練インタビュアーも、その内容に疑問を呈しさえしない。
要点説明文書は、2008年12月27日付けでイスラエル外相ツィッピー・リヴニがイスラエルの記者団に語った声明の書き起こしである。この日は不名誉な日として歴史に残るだろう。この声明は、我々西側の人々だけでなくイスラエル市民をも騙すために使われるイカサマを極めてよく示している。この声明はまた、イスラエルの政治体制による自己イメージが、不誠実さと欺瞞の上に成り立っていることも示している。
例えば:
「イスラエル市民は永年にわたりガザからの日常的な攻撃の脅威にさらされてきた。」
パレスチナ人は60年にわたりイスラエルの過酷な占領下に置かれてきた。
「今週だけでミサイルと迫撃砲が数百発もイスラエルの民間人居住区に向けて発射された。」
カッサム・ロケットで死者が出るのは500発に1発である。一方、イスラエルのハイテク兵器がガザの密集した都市や街に撃ち込んだ爆弾やミサイル、ロケット、擲弾、戦車砲は何千発にのぼるのだろう?
「これまで我々は自制してきた。けれども今や軍事行動以外に選択肢はない。」
イスラエルがとるべき唯一の合法的な選択肢は、国際法と国連決議に従って占領を終わらせ、1967年の境界まで撤退することである。2000年以降、イスラエルはイスラエル人1人に対してパレスチナ人8人の割合でパレスチナ人を殺してきた。子どもだけに限ると1人に対して12人である(ベツレムの数値)。これを「自制」と言うのだろうか?
「ガザのテロ・インフラに軍事的反撃を加えることで、イスラエル市民を攻撃から守る必要がある。」
自衛権はイスラエルだけの権利ではない。パレスチナの人々も、同様に、イスラエルのテロ攻撃から市民を守る権利を有する。
「イスラエルは平和のチャンスをもたらすためにガザから撤退した。」
イスラエルはガザから撤退していない。依然として、ガザの領空と沿岸水域を占領し、出入り口をすべて制圧している。
「それに対して、ハマスというテロ組織はガザを制圧し、その市民を隠れ蓑としてイスラエル・コミュニティを意図的に攻撃し、平和をもたらす機会をつぶしてきた。」
ハマスは選挙で政権の座についたパレスチナの合法的な政府である。イスラエルはパレスチナ人の人権を否定して、選挙によりパレスチナ人が行った選択を認めず、すぐさま選挙結果を抹殺しはじめた。
「イスラエルは武力に訴えずに平静をもたらすあらゆる手段を講じた。エジプトの仲介で停戦に合意したが、ハマスは、イスラエルを標的とし続け、ジラド・シャリットを拘束し、武装を続けて停戦を破った。」
これは驚いた。イスラエルが続ける包囲攻撃と経済封鎖は2006年前半にハマスが選挙で選ばれてからまもなく始まったもので、平静な状態を作り出すとは程遠い。また、イスラエルが拉致し投獄している9000人のパレスチナ人よりもシャリット1人の方が重要だと考えるのはどうしてだろうか? ハマスが政権の座についたとたん、イスラエル軍はハマスの閣僚8人と国会議員20人を拉致し、ハマス政府が機能できないようにした。
「イスラエルは人道危機を回避し、パレスチナ人市民への損害を最小限に抑えようとしつづけている。」
ガザで活動しているすべての機関は、人道危機が深刻化していると警告を発し、とりわけ子供たち----その多くは発育不全の様相を示している----の飢餓と苦痛をもたらしたイスラエルの経済封鎖に抗議している。
「一般市民が被る苦しみはハマスの責任だ。」
ジュネーブ第四条約によると、そうではない。
「ハマスはイランの支援を受けたテロ組織で、パレスチナ民族の利益を合法的に代表するものではなく、この地域の人々に平和をもたらすことを否定しようとする、イスラム過激派の政策を代表している。」
ハマスは前回の選挙でパレスチナの人々が選び出した組織である。国際法のもとで、ハマスは、不法占領者と侵略者に対抗するために武器を取る権利を有する。イランの支援を得ていたとして、それがどうしたというのだろう? イスラエルは米国から巨大な支援を得ている。テロについて言えば、米国によるテロの定義に完全に合致するのはイスラエルの行為である。これについてはブッシュの大統領令13224第3項を参照のこと: http://www.treas.gov/offices/enforcement/ofac/programs/terror/terror.pdf
「ハマスに対峙する一方、イスラエルは、二国家解決を信じ、アナポリスで始まった和平プロセスの文脈で、合法的なパレスチナ自治政府との交渉に真剣に打ち込んでいる。」
イスラエルは現場で、有効なパレスチナ国家の実現を不可能にするような現実を不可逆的に作り出そうと献身している。誰もが知っているように、イスラエル政府は和平プロセスを否定して不法な入植地と不法な壁の建設を続け、パレスチナ人の住宅を破戒し続けている。
数カ月前、ハマスは、国連の諸決議に従って、国際的に承認された(1967年以前の)境界に基づくパレスチナ国家案----完全な主権を有し、エルサレムを首都とする----を受け入れたが、この点は無視された。ハマスはまた10年間の休戦を提案したが、これも無視された。それ以前に、オスロ合意の中でアラファトとPLOはイスラエル国家を承認したが、それが何かパレスチナに改善をもたらしただろうか? 米国の支援を受けファタハに支配された今日のパレスチナ自治政府は、パレスチナの人々を代表していない。
「テロと闘うイスラエルは、国際社会の支持と理解を得られるものと考えている。イスラエルはまた、平和と共存の力により地域の将来を決することを望むすべての人々の利益を推進する。」
イスラエルは米国に次いで中東地域で最大のテロ実行犯であり、自分の利益だけを推進している。西洋各国の政府にいるイスラエル・ロビーの傀儡からの支持は得られるかも知れないが、それ以外の人々はどんどんイスラエルの政策を軽蔑し始めている。
以下は、2008年12月22日の声明から:
「イランの支援を受けたハマスは、イスラエルの完全破壊を望むと繰り返し発言してきた。」
率先して破壊を行ってきたのはイスラエル自身であり、現在も、ハマスとガザの人々を完全抹殺しようとしている。イランのアフマディーネジャードは故アヤトーラ・ホメイニの発言を引用して、「エルサレムを占領している現在のイスラエル政府は歴史から消え去らねばならない」と述べた。国連の分割案のもとでエルサレムはベツレヘムとともに「国際都市」と指定されたことを考えると、妥当なコメントである。
イスラエルのプロパガンダはこのイランの発言を「イスラエルは地図から抹消されなくてはならない」とねじ曲げた。一方、シオニストの情報源やイスラエル諸政党のマニフェストは以前から、イスラエルはパレスチナを地図から抹消する計画であることを明らかにしており、イスラエルの行動と嘘はすべてその目標に向かっている。
「我々はガザの人々と戦っているのではない。過激派のハマスと戦っている。」
だとすると、イスラエル海軍が自分の水域で漁をしていた平和的なガザの漁師を攻撃し発砲したのはどうしてだろう? なぜイスラエルはパレスチナ人学生が海外の大学で学ぶのを妨害し、病院の備品や医薬品、食料、海外の医療関係者がガザに入ることを阻止しているのだろう?
イスラエル海軍が、ガザに医師と医薬品を持ち込もうとした慈善船舶を国際水域で妨害したのはどうしてだろう? つい最近、イスラエルの空襲はイスラミック大学と教育省に命中した。これらはガザの市民社会とそのインフラを直接の標的とした攻撃である。
「紛争を始めたのはハマスであり、双方の文民に出た被害の責任はハマスにある。」
紛争はユダヤ人テロリストが始めたもので、60年間続いている。紛争が始まったのはハマスが出現する数十年前のことである。
「イスラエルが唯一責任を負うのは、イスラエル市民の保護である。」
占領勢力として、イスラエルには、被占領地の人々が損害を受けないようにする義務がある。
「イスラエルが自国の文民を守ろうとする一方、それに応じてハマスは彼ら彼女らを殺そうとする。」
逆のほうがはるかに現実に近い。「ハマスが自国の文民を守ろうとする一方、それに応じてイスラエルは彼ら彼女らを殺そうとする。」
「ロケット攻撃は数年前から続いており、今や日常的となっている。イスラエルがそれに対して自衛手段を講じるまでにどれだけ自制すると国際社会は考えるだろう?」
イスラエルが占領をやめ、近隣の人々へのテロをやめるなら、ロケット攻撃も終わるだろう。
「イスラエル南部では、イスラエル市民は毎日、ときによっては毎時間、空襲警報を聞いている。この状況は耐えがたい。」
その耐えがたさとて、ガザの人々の耐えがたい状況の半分にも及ばない。ガザの人々はイスラエル軍の空襲と侵略の絶え間ない恐怖のうちに暮らしており、武装無人偵察機の絶え間ない偵察下に置かれている。この武装無人偵察機は、イスラエル本部のひじかけいすからコンピュータ制御によってミサイルを発射することができる。
「永年にわたり、国際社会はこの猛攻撃に見て見ぬふりをしてきた。イスラエルがロケットを阻止しようとしたときだけ、国際社会は気付く。」
永年にわたり、国際社会はイスラエルが犯した国際法の侵害と人権侵害に目をつぶってきた。問題が未解決のままなのは、そのためである。
「ハマスはイスラエルの敵であるだけでなく、平和を信ずるパレスチナ人全員の敵である。」
イスラエルはパレスチナ人の民主的な選択を受け入れることができず、それを抹殺しようとしている。
「平和の機会をすべて破壊したのはハマスの攻撃であってイスラエルの対抗手段ではない。」
世界は今やようやく、イスラエルがその人種差別主義国家を「大イスラエル」に拡大するために必要な土地と水をすべて盗み取るまで平和を求めないことに気付いた。イスラエルはその目的を達成しつつあり、邪魔は排除する決意でいる。
「イスラエルが標的としているパレスチナ人武闘派はイスラエル人民の敵であるだけでなく、国際法の規定する犯罪者であり、平和の敵である。」
イスラエルは国際法を説く立場はない。
「集団的懲罰とはどのようなものか? 集団的懲罰とは、ロケットや迫撃砲により毎日毎日、街の学校や病院、住宅や民間人が爆撃されることだ。」
集団的懲罰とは、全住民を包囲攻撃し、輸出入を妨害し、インフラを破壊し、経済を壊滅させて子供たちを飢餓に追い込むことである。ガザで起きていることがスデロットと同じだとするのは馬鹿げている。
「今日、中東は過激派と現実主義者とに分断されている。イランの支援を受けたハマスは過激派に属するため、中東の将来のために打倒しなくてはならない。・・・・・・イスラエル最大の目標は平和だ。」
イスラエル最大の目標は、西岸の占領を永続化し、ガザの人々を屈服させることでイスラエルを拡大することである。
この闘い最大のポイントは、イスラエルの不法で残忍な占領にある。イスラエルはこの点への言及を避け、これを隠蔽するために多大な努力をつぎ込み、自分たちが哀れな犠牲者であると仰々しく演出してきた。公式声明(上記)が示すように、イスラエルの戦略は、真実を無視してイスラエルの都合のよいように状況を規定し定義することにある。
イスラエルは先端的なプロパガンダ技術と手の込んだイスラエル・ロビーのネットワークを使って西洋諸国の政治家とメディアを説得して出来事のイスラエル版を受け入れさせ(さらにイスラエルが使う偏向した言葉遣いまで使わせ)、動機を問わせないようにしてきた。
政治的なPRとしてそれは大成功を収めてきた。私自身の政府の間抜けた指導者達はその毒を喜んでまき散らし、イスラエルの攻撃とガザの人々の滅殺、分断、粉砕を止めさせることには関心がないようである。人道的なPRとして、これは破滅をもたらす。
この数日、私はBBCの熟練インタビュアーの放送を聞いていた。誰一人として、イスラエルの報道官に対して、唯一の重要な質問をする根性を持ったインタビュアーはいなかった。平和の鍵となるその「キラー」クエスチョン:いったいいつイスラエルは占領を終わらせ、パレスチナ人の土地と自由をパレスチナ人に返還するのか?
スチュアート・リトルウッドは『ラジオ・フリー・パレスチナ』の著者。占領下に置かれたパレスチナ人の苦しみを伝えている。
■ 越冬・越年闘争
各地で実施中です。釜ヶ崎については、釜ヶ崎講座ニュース '08〜09越冬特別号をご覧ください。資金協力は、
みずほ銀行 難波支店
普通口座 1387094
釜ヶ崎実行委員会 代表 山田 実
また、情報提供が出遅れましたが、各地の越冬・越年行動一覧は、BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」にあります。
■ ガザ攻撃反対のメッセージを送る
宛先は、イスラエルの政策に関する抗議・要望先一覧 政府関連・マスコミ関連にあります。ただし、国防相はEhud Barakです(少し前、Amir Peretzと誤って書いてしまいました)。文面は、
Dear sir,
Please stop the bombing on Gaza.
Please stop the killing.
Yours sincerely,
名前をローマ字で(Junichi Abeなど)
おすまい(Kyoto,Japanなど)
のように簡単なものでも。「e-mailよりファックスや手紙のほうが効果がありますが、時間がないときはメールでも」とのことです。
■ ガザ攻撃反対アピール署名(1)
2009年1月2日付けで、「どすのメッキー」さんから来たものです。長くなりますが、アピール全情報を転載します。下の方に署名のしかたの解説もあります。
パレスチナのガザ地区の殺人を惹き起こしたイスラエルの空爆、封鎖、武力侵入を直ちにやめるよう求める緊急アピール
http://www.iacenter.org/gazapetition/
(宛先)
ジョージ・ブッシュ大統領、
バラク・オバマ次期大統領、
コンドリーザ・ライス国務長官、
ヒラリー・クリントン次期国務長官、
リチャード・チェイニー副大統領、
ジョー・バイデン次期副大統領、
連邦議会の指導者、
藩基文国連事務総長、
ミゲル・デスコト・ブロックマン国連総会議長、
国連安全保障理事会の理事国
国連加盟国の大統領、首相、
イスラエルの閣僚と野党党首、
主要メディアの代表
イスラエルは、60年間にわたり、国連総会と国連安全保障理事会決議、および、国際司法裁判所、国際法、及び基本的人権の要請に挑戦し、処罰されないままパレスチナの人々を迫害し続けてきた。
ここ数年、パレスチナ人が虐待され、貧困を強いられ、分割され、そして貶められている一方で、イスラエルは、ますます豊かになり、強力かつ暴力的になっているのに、自分自身を犠牲者だと宣言するようになった。
最も効果的な組織に対してパレスチナ人を分裂させる、これが長年一貫したイスラエルの戦術だ。近年の大部分、イスラエルはファタハを攻撃した。今イスラエルが攻撃する目標はハマスだ。しかし、パレスチナ人はひとつであり、パレスチナ国家もひとつである。これがパレスチナ解放機構の指導原理だ。イスラエルの方針は、いつも、パレスチナ国家樹立の可能性を破壊することだった。ハマスに対する犯罪的な攻撃は、実は、パレスチナ国家樹立を阻止し、それを分割し、征服するというイスラエルの継続的な攻撃の一環なのだ。
大失敗のブッシュ政権が終焉に近づいている今、現在刑事告発を受けた首相がいるイスラエル政府(【訳註1】)は、国際的な孤立やパレスチナの窮状を深刻にし、大虐殺を行うためにガザ地区におけるパレスチナの指導者を恣意的かつ組織的に葬り去ることを国際世論が許すかどうか、テストしている。パレスチナガザ地区への無差別攻撃や侵入等の行動をじゅうぶん知れば、レバノン、シリア、イラン、アフガニスタン等の中東、アラブ諸国、すなわち悲惨な規模の闘争に至る危険をかかえるイスラム社会じゅうで、激しい怒りを燃え上がらせ、それはインドやパキスタン間にも広がるだろう。
ガザが抵抗する力を破壊し、パレスチナ人の最終的な解決を押し付けるだけでなく、この地域のイスラエルの支配の拡大を阻害する可能性を潰すために、イスラエルは、イスラエルを守るために戦うアメリカやヨーロッパ連合、NATOとともに、アメリカの「唯一無二の」大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュがイスラエルを支援し、ガザであら捜しをしている間、イラン、シリア、レバノン、パキスタン、そしてアフガニスタンで、戦争につながる対立を探している。
署名に参加したわたし達は、この危険で困難な日々と時間の中、国連、アメリカ、NATO加盟国、中立のヨーロッパ諸国、アジア各国、第一には中国、インド、インドネシア、パキスタンの政府、アフリカ、中南米諸国に対し、イスラエルとパレスチナに即時停戦し、平和を確立するよう要求するよう求める。恒久平和のすべての要件が満たされるまで、ガザ、イスラエル、エジプト、及び地中海へのすべての国境を人道支援物資を運ぶため開放するとともに、イスラエルの武力行使や、禁輸処置も止めることを求める。
わたし達は、すべての人々、彼らが組織され活発に活動した時究極のパワーを発揮するのだが、彼らに求める。彼らの住む町で街頭デモをし、彼らの政府にイスラエルにパレスチナに対する侵略戦争をやめさせるため全力を尽くすよう要求するように。そして、すべての党派が平和を追求すること、イスラエル、アメリカ、そのほかイスラエルの攻撃に物質的な支援を行った国々に、その結果としての殺害や傷害の責任を負うよう求める。
わたし達は、各国政府と、人道団体に、医療、食糧、人道物資、シェルター等パレスチナで求められる緊急援助を提供するよう求める。そして、平和、正義、世界じゅうの子ども、女性、男性に平等な尊厳を真剣に模索するすべてのメディアに、イスラエルは直ちに攻撃をやめよとヘッドラインに掲げるよう求める。すべての党派は、ひとつの国家が承認されるかパレスチナ国家が国連総会決議181号(1947年【訳註2】)の完全履行に沿って、1948年10月以前の統治が委譲され、パレスチナが繁栄するまで、パレスチナ人との交渉の継続に努めなければならない。
敬具。
(仮訳 どすのメッキー 1/Jan./2009→2/Jan./2009訂正)
訳註1:エフード・オルメルト首相は汚職告発を受けて辞任し、現在『暫定首相』。第一党「カディマ」の党首、ツィピ・リブニ副首相兼外相の連立工作が不調に終わったため、総選挙予定より1年繰り上げ2009年2月10日実施する予定
訳註2:パレスチナをユダヤ人国家とアラブ人国家の二つに分割することを勧告した決議。その後もユダヤ側とアラブ側の対立が続く中、ユダヤ側は翌年決議を根拠にイスラエル建国を宣言するが、反発するアラブ側と第1次中東戦争が勃発。勝利したイスラエルはパレスチナの80%を占領、さらに67年の第3次中東戦争でイスラエルはエルサレム、ガザ地区、シナイ半島、ヨルダン川西岸、ゴラン高原を占領
署名の方法
0) 署名サイトに行きます。
1)「Step 1: Enter your contact/signature information:」で、以下を入力して下さい。
Honorific(敬称):男声なら"Mr"、女性なら"Ms."を選択
First Name(名前、ローマ字)
Last NAme(苗字、ローマ字)
Address(住所):例 2-8-30 Heiwa-cho, Heiwa-ku
City(都市名):例 Nagoya
State/Region(地域):"other"を選択
ZIP(郵便番号):例 9100002
Country(国):"JAPAN"を選択
Area Code* and phone(電話番号、国番号、市外局番から):例81-776-**-****
Email(メールアドレス):
オプションのチェックは、すべて外して構いません。
2)「Submit」ボタンをクリックしてください。
3)メッセージ確認ページに移り、上記仮訳のメッセージがメッセージボックスに表示されているはずです。もし短くてもご自身のメッセージを送りたい方は、ここで直接入力してください。このメッセージでよい方は、文章をスクロールして、最後の行に「From Japan」とだけ付け加えてください。
4)「Send My Message!」ボタンをクリックすれば完了です。
5)最後に出てくるページは、この署名をあなたの名前で知人に紹介するためのページです。英語で案内が送られます。
■ ガザ攻撃反対アピール署名(2)
やはり「どすのメッキー」さんからの案内です。
ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃で既に370人を超える市民が犠牲になり、更に地上軍の侵攻も計画されています。しかし、欧米各国の首脳は、イスラエルの攻撃を過剰反応としながらも、今回の問題の責任は、第一義的には最初にロケット弾攻撃を行ったハマスにあるとし、積極的な介入を行っておらず、国連安保理も方向性を集約できない状態です。
仮にハマスに責任を求めるとしても、370人以上の人が犠牲になっており、寒さの中、更に尊い人命が失われようとしている状態で、緊急対策も行わないで責任論に終始していることは許されません。
インターネットで活動を続けるAVAAZが、即時停戦を求める緊急署名を開始しました。
↓ ↓ 署名サイト ↓ ↓
http://www.avaaz.org/en/gaza_time_for_peace/?cl=161793181&v=2606
目標25万人で、日本時間31日の8時40分現在やっと12万名に到達したところです。英語サイトですが、署名はとても簡単です。
ガザ:流血を止め、平和の調停を
南イスラエルで、既に370人を超える市民が殺され、今も砲弾が浴びせられ続けています。パレスチナ紛争で繰り返される暴力の連鎖を終わらせるよう、世界の指導者に要求すべき時です。
ガザ地区での即時停戦、そして2009年イスラエルとパレスチナの間に平和が構築されることを求める、以下の請願に署名をお願いします。
(以下請願文)
国連安全保障理事会、ヨーロッパ連合、アラブ連盟、およびアメリカ合衆国に対する請願:
ガザ地区における包括的な停戦を実現し、双方の民間人を護り、人道的な危機がこれ以上深刻にならないよう直ちに行動するよう要求します。活発な国際的行動と監視があれば、流血は止まり、ガザの通行が平和に再開され、2009年包括的な平和への真の取組がつくられるでしょう。
(仮訳 どすのメッキー 31/12/2008)
署名方法
「1.Sign the petition」の下の欄、「First time here? Please fill out the form below.」でName(名前、ローマ字)、Email(メールアドレス)を入力し、Country(国)でJapan(日本)を選択して「SEND」ボタンをクリックするだけで完了します。Cell/Mobile(携帯電話番号)、Postcode(郵便番号)は省略しても大丈夫です。
署名サイトを運営しているAvaaz.orgは、国際市民団体 Res Publica と、インターネットでの市民運動の先駆者である米国の Moveon.org により共同設立されたネット運動体で、世界の様々な団体と連携して、英語等ヨーロッパ系言語のほか、日本語、中国語、ウルドゥー語、トルコ語、ネパール語、ダリー語(イラク)等、数多くの言語で、政治を市民の手に取り戻す呼びかけを行っています。 Moveon は、911直後から日本でも紹介されていますので、思い出される方も多いのではないでしょうか。
画面右上の「日本語」タグをクリックすると食糧危機に対する行動や、ミャンマーのデモ隊を支援する呼びかけなどが日本語で紹介されていますが、ガザの件は邦訳がまだ見つかりませんでした。いずれアップされると思いますが、事が緊急ですので、今は英語サイトから署名をお願いします。
なお、この請願文には疑問点もあります。それをめぐっては、P-navi infoもご覧ください。
■ プルサーマルと六ヶ所再処理ガラス固化 学習・討論会
日時:2009年1月18日(日)13:30~16:30
場所:大阪・浪速人権文化センター集会室2
(JR環状線「芦原橋」下車すぐ)
参加費:一般500円 学生200円
主催:グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103
TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階
TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581