原子力規制委員会は再稼働推進委員会!
その8  2014年6月

1年以上も傍聴を拒んで私の知る権利を奪う強圧組織=規制委員会のひどさ
規制委は「新規制基準」確定時の私の抗議を理由に、1年間も私を締め出しているのだ。
 ○6月19日(木)夜8時に規制庁から私に電話が入った。20日(金)の地震・津波の審査会合の傍聴OKのメールをもらっていたのだが、電話は広報からで、私の傍聴はお受けできない、であった。
実は、私は既に一年間規制委の総ての会議の傍聴を拒絶され続けている。メールで傍聴を申込み、「原子力規制委員会の傍聴登録をいただきましたが、傍聴をお受けできません。」の応答メールを何十通も受け取っている。
 私が何をしたかって? 少なくとも都議会議員のようにセクハラ発言をした訳ではない。規制委傍聴で最初に追い出されたのは、2013年4月3日に多くのパブコメ反対意見を無視して「新安全基準骨子案」を決定した時に抗議の不規則発言をした時だ。その後、6月19日の「新規制基準」確定時には、多くの傍聴者が抗議の声を上げる中、3人の規制庁職員に包囲された私が再び追い出された。そう、規制委は「新規制基準」確定時の私の抗議を理由に、1年間も私を締め出しているのだ。
○実は、私は傍聴時の不規則発言で議事進行に寄与したことが何度もある。文科省の放射能モニタリングや保安院のストレステスト意見聴取会や内閣府の原子力委員会等では、座長または関係委員が私の不規則発言に答えてくれ、会議を引き締めた(と自認している)。
 それでも、私は正当な不規則発言で何度も傍聴席から追い出された。文科省の「損害賠償審査会」、保安院のストレステスト意見聴取会、原子力安全委員会等で。が、係りの指示に抵抗せずに外に出れば、傍聴できないのはその日だけで次回以降の傍聴は認められた。一年も傍聴を許さないのは原子力規制委員会だけだ。
○わざわざ夜遅くに自宅に電話してきてまで一年以上も素直な(?)「国民」の傍聴を拒絶する組織、これが原子力規制委員会だ。日本の及び世界の「原子力マフィア」の意向に従って、イチエフ事故の原因究明も検証も収束も放射能汚染水対策もないがしろにして、既存原発の再稼働を推進する組織だからこそ、私の傍聴を長期間妨害するのだ。
○なお、「最後は金目でしょう」を撤回しない石原大臣のもと、原子力規制委員会を外局とし、除染に失敗して被ばく量を空間線量でなく個人被ばく量にするなど地球環境を放射能汚染から守ることを放棄した環境省も、「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」でも、不規則発言を理由に数名を数回にわたって傍聴を拒否している。不当だ!