経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その96 2018年10月27日 九州電力による太陽光発電の出力制御を糾弾 〜放射能をまきちらし核のゴミを貯める原子力発電維持の為に太陽光発電を止めるな!〜 |
九州電力による太陽光発電の出力制御は10月21日(日)で4回目、過去最大の93万キロワットだった。原発一基分ではないか。 核のゴミを増産し地球上に放射能を放出し被ばく労働を強い、ひとたび事故が起これば周辺の総ての生き物の生存を脅かす原発を動かしておいて、クリーンな太陽光発電を止めるなんて、地球上の総ての生き物に対する冒涜だ。 九電糾弾! そして他電力会社が同様の再エネ出力制御することを止めねば。 それにしても、この様な愚かな施策を導いているのが経産省だ。第5次「エネルギー基本計画」で「原発依存度の低減」・「再生可能エネルギーの拡大」と言いながら、実は原発優遇・再エネ冷遇政策を推進しているからだ。 世耕経産相は、10月16日の記者会見でこの「九州電力の太陽光発電出力制御」について問われて、次のように答えた。 ○太陽光や風力といった再生可能エネルギーは、天候や日照条件などの自然環境によって発電量が変動 ○地域内での発電量が需要を上回って、そのまま放置すると、これは大きなトラブルに発展 ○決められたルールに基づいて短時間で調整が可能な火力発電の抑制をまず行って、そして地域間連系線を活用した融通などの取組を次に行って、それでもなお供給力が過剰となる場合には、再生可能エネルギーの出力制御を実施する ○九州電力による再生可能エネルギーの出力制御については情報公開を行う ○今後しっかりと検証してまいりたい ここには原発の話は全く出てこない。川内1,2号機と玄海3,4号機が稼働しており、原発の出力制御(出力調整運転)が危険だから、再エネの出力制御をしているにも拘らず。原発を動かして太陽光を減らす愚かさを隠しているのだ。 広島・長崎・福島を経験した日本。経産省の愚かなエネルギー政策を早急に止めさせよう。 |