経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その68 2018年4月23日 2030年の電源構成、原発が20〜22%(再エネ22〜24%)はひどい 〜2040年に原発4%(再エネ57%)の中国に学べ〜 |
3月26日に基本政策分科会が開催され、事務局からまとめに向けた資料が提示された。再エネを伸ばし原発を残して2030年の電源構成は、再エネ22〜24%、原発20〜22%としている。いつまで原発を温存するつもりなのか? 一方、中国では、2015年には既に再エネ24%、原子力3%で、2040年は原発4%、再エネ57%と再生エネルギーで過半数を超える予測だ。 広島・長崎・JCO事故・福島事故を経験した地震大国日本がなぜ未だに原子力発電にこだわり再エネの伸びが遅いのか。その理由が全く分からない。中国政府の方がはるかに先見性があるのではないか。 例えば、大学のアジア・ランキング(Times Higher Education 2018)で、東大がまたランクを一つ落として8位になり、1位シンガポール大、2位清華大(中国)、3位北京大、4位香港大など、上位21校中(20位が二つあった)中国7校、香港5校、韓国5校など、中国は日本をドンドン追い越しているそうだ。 それなのに、日本人はそのことを分かっていない。(古賀茂明) エネルギー政策においても、日本政府は中国政府より大幅に遅れているのではないか。 「エネルギー基本計画」を立てる基本政策分科会の委員と事務局とを大幅に入れ替えないと改善されない。安倍政権がつぶれれば少しは良くなるか? 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第25回会合)(平成30年3月26日(月)) http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/025/ |