経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その39 2017年7月30日 「記憶にございません」7連発の嘘つき柳瀬唯夫経産省審議官を罷免せよ! 〜エネ庁原子力政策課長として「原子力立国計画」を立て東芝解体をもたらした張本人だ〜 |
7月24日の衆議院閉会中審査で、2015年4月2日に今治市の企画課長ら2人が首相官邸を訪れた折に会ったはずの柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が、「お会いした記憶はございません」「記憶にございません」「覚えておりません」と、「記憶にございません」7連発を出したことは誰にも記憶に残っている。 森友学園事件で「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などと答弁を繰り返して批判を浴びた佐川宣寿前理財局長が国税庁長官に出世したことを思い出した。現実に、この「記憶力」の悪い柳瀬唯夫氏も経産省次官への昇格の声が聞こえているそうだ。そんなことはもう「国民」は許さない。 経産省に戻っている柳瀬唯夫現審議官は、2004年6月から2007年7月まで資源エネルギー庁原子力政策課長を務め、2006年8月に「原子力立国計画」を打ち出した原発推進者だった。 本シリーズ<その21 2017年2月21日 「入札価格が低すぎる」と三菱重工を怒る資源エネルギー庁〜資源エネルギー庁が東芝のウェスチングハウス買収価格を釣り上げた?〜>で書いたように、2006年2月に東芝が54億ドルと法外の高値でウェスチングハウス(WH)を落札した。 「エコノミスト6/20」によれば、英国政府と英国核燃料会社BNFLで3倍の値段につり上げて東芝に売りつけた。この頃に柳瀬氏は原子力政策課長として、「国策」を錦の御旗に産業再編すらいとわない「原子力立国計画」を立て、原子力業界から英雄のように迎えられたそうだ。 さらに、2011年3月の東日本大震災の折に経済産業省政策局審議官であった柳瀬氏は、震災後も原発推進を維持する文書、いわゆる「柳瀬ペーパー」と呼ばれる非公式書類を省内や永田町に配ったとされる。 経産省・資源エネルギー庁で、命にも地球にも未来にも反する間違った原子力推進政策を強引に推進したばかりか、安倍内閣秘書官としては今治市職員との面会を忘れてしまうほど記録力の悪い柳瀬氏は、日本国憲法第15条第一項「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」に基づき、直ちに罷免すべきだ。 |