経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その224 2024年7月12日 嘘と札束で青森の地域の長を騙すな 〜第2回「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」を観て〜 |
豪勢なホテルで開催された「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」はおねだりの場か? むつ市長、六ケ所村長、大間町長、東通村長、青森県市長会長、青森県町村会長が、それぞれ地域振興の為に道路が必要、建物が必要、…などの発言を観て、私が一番に感じたことだ。 3年前に「その175」で「福井県・原子力発電所の立地地域の将来像に関する共創会議」を批判したが、資源エネルギー庁が今度は青森でも同様の「共創会議」を開催し、地域の長を騙し続けていた。 まず、資源エネルギー庁が東京で勝手に書いた「地域の将来像の実現に向けた基本方針と取組(素案)」を説明して、地域の特性、地域の「将来像」、地域の「取組の方向性」、実現に向けた「取組例」を、15億円も費やした失敗続きの核燃料サイクル計画を隠して説明。 その後、前述の立地自治体などの長が発言し、続いて有識者(由々しき者)が当たり障りの無い話をし、事業者(原燃、東北電、東電、電源開発、リサイクル燃料貯蔵、電事連)が、原発稼動・核施設開発を続けて核ゴミを青森に押しつける話。 嘘と札束で地域の長を騙す公式の場だ。 鎌田慧さん著「虚妄の核燃料サイクル」(https://www.sinsyakai.or.jp/board/list7.html)の<これから、積まれる札束の高さによって、最終処分でも引き受ける、という自治体が出そうだ。「核権力」の強制である。>を目の当たりにした気がする。 現地が経産省・資源エネルギー庁に騙されないで欲しい。 以下は会議次第 第2回「青森県・立地地域等と原子力施設共生の将来像に関する共創会議」 https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/aomori_kyosokaigi/pdf/002_01_00.pdf 1.日 時:2024年7月1日(月)12:30〜14:30 2.場 所:ウェディングプラザアラスカ (4階、ダイヤモンド) 3.議 事 (1)開会 (2)地域の将来像の実現に向けた基本方針と取組(素案) (資源エネルギー庁) (3)意見交換 委員名簿 【立地自治体など】(8名) 青森県 知事 宮下 宗一郎 むつ市 市長 山本 知也 六ヶ所村 村長 戸田 衛 大間町 町長 野ア 尚文 東通村 村長 畑中 稔朗 青森地域エネルギー施設立地商工団体協議会 会長 内田 大輔 青森県市長会 会長 西 秀記 青森県町村会 会長 小又 勉 【有識者】(2名) 弘前大学 准教授 大倉 邦夫 八戸学院大学 特任教授 堤 静子 【事業者】(6名) 日本原燃株式会社 社長 増田 尚宏 東北電力株式会社 社長 樋??口 康二郎 東京電力ホールディングス株式会社 社長 小早川 智明 電源開発株式会社 社長 菅野 等 リサイクル燃料貯蔵株式会社 社長 高橋 泰成 電気事業連合会 会長 林 欣吾 【国】(3名) 資源エネルギー庁 長官 村瀬 佳史 東北経済産業局 局長 佐竹 佳典 文部科学省 研究開発局長 千原 由幸 (敬称略) 以上 |