経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その162 2021年2月24日 福島県沖で摂れた魚クロソイ(北海道の鯛)が基準値超え! 原因は2.13福島沖地震? 〜イチエフの放射性物質を閉じ込めるべき! 放射能汚染水の「海洋放出」を断念すべき!〜 |
2月23日のニュース「福島の魚から2年ぶり基準値超え クロソイ、国が出荷制限へ」は福島の人たちに非常に厳しい酷な報だ。 <中日新聞 https://www.chunichi.co.jp/article/206648 福島県漁業協同組合連合会は22日、同県沖の試験操業で水揚げしたクロソイから、食品衛生法が定める基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える500ベクレルの放射性セシウムを検出し、出荷を停止したと発表した。試験操業で取れた魚の基準値超えは2019年1月のコモンカスベ以来約2年ぶり。 東京電力福島第1原発事故後、国は福島沖の44魚種を出荷制限。順次解除が進み昨年2月にはゼロとなったが、クロソイが改めて出荷制限される見通しとなった。 県漁連によると、基準値超えのクロソイは22日、同県新地町沖8・8キロ、水深24メートルで取れた。> 原因は、2月13日の福島沖地震後の東電福島第一原発(イチエフ)からだろうか。22日には次のことを東電が発表した。 〇1号機の原子炉格納容器の圧力が低下(1.2キロパスカル=>0.9キロパスカル) 〇格納容器内部で水位低下(1号機:15日から40〜70cm、3号機17日から30cm程度)し、今も一日数センチ低下している これらの原因究明と対策については、詳しい真実の報告を待つしかない。 しかしながら、本シリーズ「その151」で示した様に、汚染食材の検出は続いていた。海水・海底土の汚染が続いていて、海底土(昨年2月〜5月)は、福島沖10km近くでCs137が1400Bq/kg、Cs134が79Bq/kg、Cs137が相馬港300Bq/kg、小名浜港150Bq/kgと報じられている。 イチエフで最も大切なことは、「止める・冷やす・閉じ込める」の中で、未だに実現できていない「閉じ込める」をきっちり実現することだ。実現するべきことは、放射能汚染水(ALPS不完全「処理水」)をタンクに閉じ込めることだ。 放射能汚染水の「海洋放出」は絶対に許されない! 以上 |