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2011年06月05日
第264回 人災原発事故とメディアを検証
人権と報道・連絡会の第264回定例会が5月23日夜、水道橋の東京学院で開かれ、約80人が参加した。テーマは4月定例会に続き「原発震災と報道」。4月定例会では、槌田敦さんから福島第一原発の事故をもたらしたものと事故対応の根本的な問題について詳細な報告を受けた。
5月定例会では、この人災原発事故の問題点が「どのように報道されてきたか・報道されないでいるか」に焦点を当て、上杉隆さん(ジャーナリスト、自由報道記者協会暫定代表)、広河隆一さん(『DAYS JAPAN』編集長)の2人から、それぞれの取材経験に基づいて報告・問題提起を受けた。
上杉さんは、原発問題においても「記者クラブメディア」が事実解明と報道の大きな壁になっている実態を報告。また広河さんには、地震直後に取材したフクシマとこれまで何度も取材に訪れたチェルノブイリの写真と重ね合わせながら、「フクシマの真実」を話していただいた。
投稿者 jimporen : 2011年06月05日 18:29