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2011年02月26日

第261回 大阪地検特捜部に癒着した「毎日新聞」記事

 人権と報道・連絡会の第261回定例会が2月21日夜、水道橋の東京学院で開かれ、約30人が参加した。テーマは、「郵便不正事件」捜査と報道被害。この事件で、大阪地検特捜部は石井一・民主党副代表や牧義夫衆議院議員の立件を狙い、メディアにさまざまな捜査情報をリーク、各紙に検察の提灯持ち記事が氾濫した。このうち、『毎日新聞』(大阪本社版)が昨年2月、3日連続で報じた牧議員の知人・日本ビジュアル著作権協会の曽我陽三理事長に関する報道は、でっち上げた「非弁活動」を入口に牧議員の「収賄」立件を狙う地検の思惑を垂れ流したもので、大きな報道被害をもたらした。結局、地検は「非弁活動」も立件できず、この捜査に関わった検事らは証拠改竄問題で逮捕・起訴されるに至ったが、『毎日』は一連の記事について訂正も謝罪もしていない。例会では、当事者の曽我さんと、郵便不正事件報道を調査・追及している浅野健一さんから、『毎日』報道の概要・問題点などを報告していただき、検察リーク報道の問題点を再検証した。

投稿者 jimporen : 2011年02月26日 21:20