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2010年03月06日

第251回 三浦和義さんに対するロス疑惑再燃報道で提訴

 人権と報道・連絡会の第251回定例会が2月22日夜、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。テーマは「ロス疑惑再燃報道とメディア訴訟」。
 2008年2月、ロス市警がサイパンで三浦和義さんを拘束した際、メディアは日本で無罪が確定した三浦さんに対する米捜査当局の不当拘束を批判するどころか、《27年目の「新証拠」注目》(『朝日新聞』)などと犯人視報道を繰り広げ、「ロス疑惑」報道を再燃させた。
 三浦さんはロス移送直後に急逝されたが、ご遺族は「自殺はありえない」と真相究明を求めている。ご遺族は「再燃ロス疑惑報道」に対して「絶対に許せない」と、提訴の意思を弘中惇一郎弁護士に伝え、弘中さんを中心とする15人の弁護士チームは昨年末からメディア訴訟を本格化。メディアの人権侵害と闘い抜いた三浦さんの遺志を継ぐ新たな闘いが始まった。例会では弘中弁護士から、これまでに訴えた『朝日新聞』、大澤孝征弁護士(テレビ発言)、「YAHOO!」、『日刊ゲンダイ』の4件について概要・争点を報告していただいた。

投稿者 jimporen : 2010年03月06日 23:27