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2010年02月01日

人権と報道・連絡会2月の定例会(予告)

 次回定例会は、2月22日(月)午後6時から水道橋・東京学院で。テーマは「ロス疑惑報道とメディア訴訟」。昨年11月定例会で予定し、報告者の調整がつかず変更になったテーマです。今回は、刑事裁判以来、故・三浦和義さんを支え続けてこられた弘中惇一郎弁護士から、一連の訴訟について報告していただけることになりました。
 ニュースで何度か報告したとおり、一昨年2月のロス市警による不当な身柄拘束の後、三浦さんやご家族の名誉・プライバシーを侵害した報道が相次ぎました。ご家族に対する人権侵害報道については昨年来、いくつかのメディア訴訟が提起され、すでに一部の訴訟で判決が出ています。さらに昨年末には、三浦さん本人の名誉を毀損し、プライバシーを侵害した報道に対する訴訟も始まりました。例会では、ご遺族の代理人として一連の訴訟の中心になっておられる弘中さんから、これまでの訴訟の結果・経過と、今後提訴する予定の訴訟の概要・争点などを報告していただきます。
 三浦さんは生前、拘置所の中から巨大メディアを相手に「本人訴訟」を起こし、報道被害に関する新たな判例を次々引き出しました。サイパンでの不当極まりない身柄拘束から早くも2年になります。私たちは三浦さんの無念を思い、その遺志を受け継いで、ご遺族によるメディア訴訟をできる限り支援していきたいと考えています。皆さんの注目、ご支援をぜひお願いします。

投稿者 jimporen : 2010年02月01日 22:10