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2008年07月03日
第235回 仙台北陵クリニック事件上告棄却を受けて
人権と報道・連絡会の第235回定例会が6月16日、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。テーマは「北陵クリニック事件の上告棄却決定」。2001年1月、北陵クリニックの准看護師だった守大助さんが「患者の点滴に筋弛緩剤を混入した」として逮捕され、5件の殺人・殺人未遂の罪で起訴された「事件」で、最高裁第三小法廷は2月25日、守さんの上告棄却を決定した。この「事件」は、『朝日新聞』などメディアが「前代未聞の病院内無差別殺傷事件」として大々的な犯人視報道を展開、世論・裁判に大きな予断・影響を与えた。例会では、逮捕直後から守さんの弁護に取り組んできた阿部泰雄弁護団長から、「事件」の背景と捜査の実態、今回の最高裁決定の問題点、再審に向けた取り組み、刑事裁判とは別に「被害者」や北陵クリニックの実質経営者が、民事訴訟で守さんや阿部弁護士を訴えていることについて報告していただいた。
投稿者 jimporen : 2008年07月03日 00:55