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2006年10月13日

第218回  警察の裏金とメディアの関係検証

 人権と報道・連絡会の第218回定例会が10月2日夜、水道橋の東京学院で開かれ、約40人が参加した。
 テーマは「警察の裏金とメディア」。北海道警の裏金作りを内部告発した元道警釧路方面本部長・原田宏二さんから、警察の裏金作りの実態と構造、内部告発した動機と経緯、裏金問題をめぐるメディアの報道姿勢などについて報告を受けた。
 原田さんは、警察の裏金が長年温存されてきた原因の一つとして、事件報道で警察から情報をもらうことに汲々とし、権力チェックの役割を放棄してきたメディアの権力癒着を指摘。また、道警の裏金問題を追及してきた『北海道新聞』が警察の「揺さぶり」に屈し、裏金追及報道を大きくトーンダウンさせている現状も紹介、困難な状況のなかで闘いを続けている道新記者と内部告発警察官への支援を訴えた。

投稿者 jimporen : 2006年10月13日 01:52