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2004年03月21日
恵庭冤罪裁判を考える/札幌集会成功
「恵庭裁判を考える――控訴審無罪判決をめざして」と題した集会が3月21日午後、札幌市の北海道大学学術交流会館で開かれた。恵庭冤罪事件被害者支援会、恵庭冤罪事件支援会・東京、恵庭事件弁護団が共催、昨年3月に「可能性」だけで懲役16年の不当判決を受けたOさんの支援を道民に訴えたもので、約300人が参加し、雪冤に向けて大きな一歩を踏み出した。集会では、冤罪・報道被害者・山田悦子さん(甲山事件)、河野義行さん(松本サリン事件)、三浦和義さん(ロス疑惑)の3人が冤罪の怖さや恵庭事件への思いを語り、弁護団・支援者が裁判経過や弁護・支援活動の経過を報告、いっそうの支援を訴えた。支援会・東京からも人権と報道・連絡会の山際永三事務局長ら12人が参加、翌22日に控訴審第1回公判を傍聴した後、現地支援会の案内で遺体発見場所や事件関係現場を実地調査し、改めて一審判決のひどさを痛感した。
投稿者 jimporen : 2004年03月21日 00:00