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2003年04月14日

第183回 「ロス疑惑」無罪確定と報道

 人権と報道・連絡会の第183回定例会が4月14日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。テーマは、「ロス疑惑」銃撃事件無罪確定と報道検証。
 3月5日、最高裁は「銃撃事件」2審判決に対する東京高検の上告を棄却し、三浦和義さんの無罪判決が確定した。84年1月の『週刊文春』「疑惑の銃弾」連載開始から19年、「殴打事件」逮捕から17年半、「銃撃事件」逮捕から14年半。一貫して冤罪を訴え、警察・検察・メディアの犯罪を告発し続けてきた三浦さんの長い闘いの全面勝利だ。例会では三浦さん自身が、無実を示す証拠をもみ消してまで逮捕・起訴した警察・検察の犯罪、冤罪のきっかけをつくったメディアとの闘い、無罪確定への思い、残された課題への取り組みなどについて存分に語り、参加者に大きな感銘を与えた。

【関連サイト】
三浦和義さんのページ

投稿者 jimporen : 2003年04月14日 00:00