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2003年01月20日
第180回 拉致報道と在日朝鮮人の思い
人権と報道・連絡会の第180回定例会が1月20日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。テーマは「拉致報道と在日朝鮮人の思い、金曜日バッシング」。
昨年9月17日の「日朝首脳会談」から約4か月たったが、日朝交渉は拉致被害者・家族の「帰国」問題などで暗礁に乗り上げ、報道は依然「拉致問題での北朝鮮バッシング」一色の状態を続けている。こうした日朝交渉の現状と報道を、在日朝鮮人はどう受けとめているか。例会では、チマ・チョゴリ引き裂き事件など「在日」への脅迫・暴力の問題を追及してきたジャーナリストの姜誠(カン・ソン)さん、「慰安婦」制度=日本軍性奴隷制度の実態調査などに取り組んできた金栄(キム・ヨン)さんから、「9・17」以降の「在日」の状況や思いを話していただいた。また、拉致被害者の家族インタビューですさまじいバッシングを受けた「週刊金曜日」副編集長・伊田浩之さんからは、事実に基づかない「金曜日攻撃」の問題点について、具体例をもとに報告を受けた。
投稿者 jimporen : 2003年01月20日 00:00