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2000年10月16日
第158回 産経の日の丸報道について報告
人権と報道・連絡会の第158回定例会が10月16日夜、中央大駿河台記念館で開かれ約40人が参加した。この日のテーマは、「国立二小・日の丸問題・・教員処分を煽った産経報道」。今年3月に行われた同小の卒業式で屋上に日の丸が掲げられ、卒業生たちが校長にその説明を求めた。産経はこれを「子どもたちが校長に土下座を要求した」と歪曲報道し、偏向教育攻撃キャンペーンを展開した。その結果、国立では右翼が入学式に押しかけたり、子どもへの脅迫状が送られるなどの事態となる一方、都教委は同小と国立五小の教員17人を処分した。例会では「国立の教育を守る市民連絡会」の遠藤良子さんと二小卒業生の母親から、産経報道がいかに事実をねじ曲げ、子どもの人権を侵害したものかについて報告を受けた。また、同じ産経系列の「夕刊フジ」が96年、旧オウム真理教(アレフと改称)の信徒に対して行った捏造報道に関する報道被害訴訟についても、原告のNさんから2審逆転勝訴に至った裁判経過などを報告していただいた。
投稿者 jimporen : 2000年10月16日 00:00