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2000年07月17日
第156回 「新聞倫理綱領」改定の意義と問題点
人権と報道・連絡会の第156回定例会が7月17日夜、中央大駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。この日のテーマは、「新聞倫理綱領」改定の意義と問題点。日本新聞協会は6月、54年ぶりに新しい倫理綱領を制定した。新綱領は、旧綱領になかった「知る権利」を掲げ、「人権の尊重」を明記している。例会では、聖教新聞記者の落合克志さんが旧綱領と比較した新綱領の特徴を紹介。また、新綱領について「『公共の利益』という言葉の曖昧さに懸念がある。人権救済機関を検討すべきだ」などの「見解」を発表した新聞労連の法規対策部長・山田健太さんが、新綱領の問題点を指摘した後、新綱領をどう生かしていくかなどをめぐって討論した。
投稿者 jimporen : 2000年07月17日 00:00