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1997年09月08日
第127回 「神戸小学生殺害事件」報道検証
人権と報道・連絡会の第127回定例会が9月8日夜、中央大学駿河台記念館で開かれ約40人が参加した。テーマは「神戸小学生殺害事件」報道検証。
この事件では逮捕された少年の顔写真掲載が大きな議論になったが、メディア総ぐるみの「犯人像推理」競争、それらと矛盾する少年逮捕にもかかわらず警察発表をうのみにしたセンセーショナルな逮捕報道も問われなければならない。権力チェックを怠り、松本サリン事件誤報の反省を完全に忘れた報道はいったい何を残したのか。例会では、事務局の山口正紀・世話人がそれらの問題点を報告。また、冤罪の視点から現地調査した市民グループ「神戸事件の真相を究明する会」の平井順造さんに調査結果を報告していただいた。
投稿者 jimporen : 1997年09月08日 00:00