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1996年07月15日
第115回 報道評議会の具体的試案を報告
人権と報道・連絡会の第115回定例会が7月15日夜、中央大学駿河台記念会館で開かれ、約20人が参加した。6月の第12回人権と報道を考えるシンポジウムで討論された「報道評議会設立への課題と展望」を具体化するためのたたき台として、世話人の浅野健一さんが「報道倫理綱領」試案と「日本報道評議会運営要綱」試案を報告。浅野さんは、新聞など活字メディアが中心になって報道評議会を作り、それを放送メディアにも広げていくという構想を提案、その具体化のために新聞協会などへの働きかけを強めていこうと提唱した。例会翌日の16日には、新聞労連が「新聞人(記者)の倫理綱領案」を発表、来年1月の臨時大会での採択に向けて、各労組・研究者も含めた幅広い討論を呼びかけた。
投稿者 jimporen : 1996年07月15日 00:00