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1996年01月08日

第110回 「情報公開と官報接待」を検証

 「情報公開と官報接待」をテーマとして、人権と報道・連絡会の第110回定例会が、96年1月8日夜、東京お茶の水・中央大駿河台記念館で開かれ、約 30人が参加した。
 昨年の7月、「全国市民オンブズマン連絡会議」の調査で、約29億円に上る税金が、「食糧費」と称して「官官接待」に使われている事実が明らかにされ、報道機関は一斉に大きく報道した。ところが、マス・メディアの幹部や記者たち自身、長年にわたって食糧費などを使った接待を受けていることは報道しようとしない。例会では、この「官報接待」問題について、「情報公開法を求める市民運動」事務局長の奥津茂樹さんから問題提起していただいた。奥津さんは、情報公開制度で開示させた川崎市の「官報接待」の実態を報告し、「なぜ、記者は役人と食事を共にして親しくしなければならないのか」と疑問を投げかけた。

投稿者 jimporen : 1996年01月08日 00:00