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1995年09月11日
第106回 みどり荘事件の無罪獲得を報告
輿掛さん、おめでとう――。人権と報道・連絡会の第106回定例会が9月11日夜、中央大駿河台記念館で開かれ、約60人が参加した。1981年に大分市で起きた「みどり荘事件」で不当逮捕され、一審大分地裁で無期懲役判決を受けた輿掛良一さんが、6月30日、福岡高裁で逆転無罪判決をかちとり、逮捕から13年半ぶりに無罪が確定した。この事件は、特ダネを狙ったメディアが冤罪に加担した典型的な事件。例会には輿掛さんをお招きし、長い雪冤の闘い、報道による苦しみなどについて詳しくお話をうかがうとともにメディアへの謝罪要求についても話し合った。また、輿掛さんの弁護人・鈴木宗嚴弁護士から、この事件の報道批判レポートも寄せられた。
投稿者 jimporen : 1995年09月11日 00:00