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1995年06月12日

第104回 松本・地下鉄サリン報道を検証

 人権と報道・連絡会の第104回定例会が、6月12日夜、明治大大学院で開かれ、約70人が参加した。テーマは「松本・地下鉄サリン事件報道の検証」。例会では、連絡会事務局の山口が、(1)松本事件報道と「おわび」記事、(2)地下鉄事件とオウム報道――の2つに分けて報道の問題点を総括的に報告した。これを受けて、さまざまな形でこの事件の報道にかかわった記者、逮捕されたオウム関係者の救援に関わる「人権110番」の千代丸健二さんや弁護士、オウム真理教教団関係者などが発言。権力チェックの役割を完全に放棄したマス・メディアが警察と一体となって生み出した「警察=メディア・ファシズム」の危険な実態をめぐり、参加者の間で活発な議論が行われた。

投稿者 jimporen : 1995年06月12日 00:00