自治労音協通信

 5面  NO35号/99.9.10発行

☆新規会員紹介・4名が加入(132名)

千葉県 橋本 美栄子
関東甲の文化交流で千葉が始めて構成詩担当となり、どのようにシナリオをつくってよいのか困っているとき、NOさんから音楽養成講座に誘われ、構成詩創作コースを受講しました。各自の職場報告、そして参加者の職場交流を行い、四国、東北、そして、千葉の班に分れ、私の班では私が作っている機関誌を参考資料にして場面設定、うた、おどりの挿入等大枠を組立、場面ごとに班の中で分担しシナリオを作り上げました。その際、構成詩の作り方の基本を事前に講義を受けそのことを頭に入れ作っていきました。
本当に千葉の構成詩が作れるのかと不安でしたが、替え歌、踊り、セリフも出来上がり、他の楽器や歌唱グループも学習したことを最後に発表しあいました。そこまでの原動力に、自治労音楽協議会の講師が中心となって指導されていたことです。
日頃文化とはほど遠い日々を過ごしていてましたが、この講座に参加して「いいな〜音楽って!」と思いました。構成詩にしろ、歌唱、楽器演奏にしろ仲間と一緒に作り上げる楽しさを味わうことが出来ました。組合運動とも通じる面でも、心豊かに仲間と連帯しあえるっていいですよね。せめて音協ニュースを見させて欲しいと思い無芸な私ですが入会させていただきたいと思います。よろしく!

東京都本部 工藤 てい子

養成講座、関東甲文化班に参加。皆さんに安来節を披露しました。千葉の構成詩練習の際には皆さんにも踊りを練習していただきました。
さて、五年前の夏、ランニングシャツに半ズボンで踊る師の姿に感動し、弟子入りしてしまいました。これが私の『安来節』との出会いでした。そのコツは笑いと腰にありました。朝目覚めるとともに、鏡に笑いかけ暇を見つけて練習に励み、翌年の夏全国大会二級の部で入賞。自治労東京の機関誌にも掲載され舞台で踊ることも増え病み付きになってしまいました。
無芸で冗談も言えない「堅い」人と職場の仲間にいわれていた私ですが、私の踊る姿に仲間は唖然としてしまったようでした。踊りを始めてから、普段つき合いの無い人たちとも交流ができ、「芸は身を助ける」と言いますが本当に諺どおりだと思いました。たった三分の踊りに心をときめかせている私です。
どうぞよろしくお願いします。

岩手県本部  竹花 恭二

このたび岩手に戻ることになりましたが、これまでの自治労音協の仲間の音楽活動や日音協の活動に関わり、文化活動の必要性を切に感じました。これからもみなさんと同じ気持ちを共有し、自治労音楽協議会と日音協の発展を陰ながら応援していきたいと思います。

群馬県 黒沢 真由美 

はじめまして!なぜか関東甲地連夏期交で文化班のお仲間に入り、『初コント』でデビューしました。前回の夏期交では文化交流の司会をやらせていただきました。今回は、ついでに自治労音協にも入ることになってしまいました。楽器その他の音楽は未経験ですが、よろしくお願いします。現在の職場は「かぶら文化ホール」というところです。経理や施設管理の仕事をしています。たくさんの人といい出会いができるといいなあ、と思っています。

★北海道はど真ん中・上川町からのレター 

 その2

 『上川スーパーバンド』登場! 
 
北海道本部 籠味 正樹

☆仲間のプロフィールと活動

さて今回は、筋ジストロフィーの患者の方や知的障害をもつ方との音楽を通した交流の様子を書かせていただきます。
前号で少し宣伝させてもらった原田雅彦選手の応援歌CDを作ったバンド「上川スーパーバンド」のメンバー構成はさまざまです。建設会社の役員、食堂の経営者、新聞販売業、主婦など…。その中に私とベーシストの久保一敏くんの二人の自治労組合員が加入しています。
実はこのバンドには、地域の祭りや行事などでの演奏のほか、毎年かかさず出演するイベントがあるのです。それは、筋ジストロフィーの患者や家族の「クリスマスパーティ」です。
筋ジストロフィーは原因不明の病気で、筋肉が萎縮するなどの症状がある難病です。ここでは、詳しいことは説明できないので、時間がある方は、医学事典などで調べてみてください。
毎年十二月に行われるこのパーティには、幼児から四十代くらいまでの方々が家族で参加しています。車イスで参加する子どもの笑顔を見ると「生きる」ということの意味をつくづく考えさせられるのです。
このパーティではゲームやキャンドルサービスなどが行われるのですが、私たちのバンド演奏もアトラクションのひとつです。オールデイズやその年のヒット曲などバラエティに富んだ曲を参加者といっしょに歌ったり踊ったりするなど、心なごむひとときがそこにあります。もうこのイベントに参加して、七年になりますが、いつも新鮮な気持ちで参加させていただいています。

☆音楽でつなぐ人々との”wa ”めざして!

また、三年前から知的障害をもつ方の施設にも年末に慰問を行っています。ここの人たちは、喜怒哀楽の表情が豊かで、とっても純粋です。そして音楽にも敏感で、演奏を気に入ってくれると体全体でリズムをとったり、素晴らしい笑顔でこたえてくれます。
長野オリンピックのメインテーマ「waになって踊ろう」を施設のみんなと歌ったときの一体感は、いまでも心に強く残っています。「本当に音楽をやっていてよかった」とあらためて、実感しました。やはり、音楽は楽しく聞いてくれる人がいることが最高の喜びです。
そろそろ、年末に向けての練習が始まります。さあ、今年もがんばらなくちゃ。みなさんもライブをやりましょう。そこからきっと、何かが生まれますよ。            (つづく)

原田さん応援歌CD『君よ今鳥人になれ』申し込先:●籠味 正樹(かごみまさき)

●今回から山口 真(自治労名古屋市職労)さんの漫画を連載します。

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