書名:
サバイバー・フェミニズム |
著者: 高橋りりす・著 | |||
価格(税抜): 1,700 | シリーズ: | 発行: 2001年4月 | ISBN: 4-7554-0107-0 |
サバイバーよ、勇気を出すな。「性暴力やセクハラ被害に遭ったら泣き寝入りしない で、勇気を出して裁判を起こして闘いましょう」―そう簡単に言ってしまえるすべて の人へ。一人芝居『私は生き残った』を全国各地で上演し、深い感動を呼んでいる高 橋りりすの初のエッセイ集。 一番小さな魚 マイノリティーのフェミニズム … 2 「一番小さな魚」をめぐるものがたり(高橋りりす・稲邑恭子) … 6 始まり まえがきにかえて … 20 記憶の回復と混乱 … 29 不自然な理由 … 38 インタビュー開始 … 43 選挙の謎 … 48 加害者反応 … 53 例会で何が起きたか … 58 私はなぜ「学長来日事件」にこだわるのか … 64 支援できない三つの理由 … 71 被害者を責めるとはどういうことか … 76 フェミニスト暴言集 … 83 裁判のプロスポーツ化 … 90 運動の勝手 … 94 困ったなあ … 99 なぜ裁判か … 107 人はなぜ被害者を責めるのか … 113 シナリオ … 117 腑におちないこと … 127 選択という言葉のトリック … 133 感情が恐い … 136 日本の観客 … 142 対岸のサバイバー … 146 他助グループの罠 … 152 言ってはいけない … 163 化けられない子はどうする … 166 順位温存型社会運動 … 168 市民運動の正義 … 171 この勇気、誰のもの … 173 「強い」あるいは「弱い」ということについて … 177 暴力的反性暴力理論 … 180 理論のズレコミと暴走 … 189 サバイバーとは誰か … 198 私が地図普及運動から脱落した理由 … 205 サバイバーよ、勇気を出すな … 209 リリスの復権 あとがきにかえて … 210 |