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書名:  災後論
核(原爆・原発)責任論へ 著者: 天野恵一
価格(税抜): 2,000 シリーズ:  発行: 2014年3月 ISBN: 4-7554-0244-9

まえがき─〈災後〉と〈壊憲〉

T 2011年3月11日直後

政府・東京電力は、すべての原発をストップし、
福島原発事故の予想される本当の危機も含めた情報をすべて開示せよ!

天皇の「御心配」パフォーマンスに「ノー」の声を
 ──人びとの「不幸」の政治利用はやめよ!

「皇室」と「米軍」による人々の不幸の政治利用を許すな!

「福島原発事故緊急会議」スタート!─私たちも参加・協力します

「高度に政治的」な天皇一族のパフォーマンス
 ──「被災」と象徴天皇性をめぐって

「平成天皇制」の「総決算」の政治的パフォーマンス
 ──Xデーを覚悟し、決意をかためた〈アキヒト・ミチコ〉の平成の「玉音放送」と「被災地巡行」

〈新しい災害援助隊・非軍事の防災体制づくり〉に向けて討論を開始しよう!
 ──反戦・反軍運動の自覚的課題として

天皇ご一家総動員の夏
 ──「新しい意味」などありはしない

9・11再稼働反対・脱原発! 全国アクションへ

野田政権の政治的性格
 ――「被爆大国」化の促進を許すな!

「3・11以後」の「レスキュー」・「防災」の論じ方
 ─―〈原点〉としての九条「(絶対)平和主義」をふまえて

〈11・11〉経産省包囲「人間の鎖」1300人で実現!
さらに〈12・11〉再稼働反対アクションへ!

天皇(夫妻)・秋篠宮(夫妻)VS皇太子(夫妻)の再浮上
 ―「平成」Xデーへのファイナル・カウントダウンはじまる

自民党のやり残した悪政をすべて実現しようという民主党・野田政権との対決を!

〈3・11〉災後一年の状況下で宣言された〈廃太子〉行動のゆくえ

〈3・11〉政府式典に〈NO!〉の声をたたきつける原発再稼働反対行動へ!
 ──〈戦争責任〉から〈原発責任〉へ

U 2012年3月11日後

「無責任の体系」=「祈り共同体」の外へ
 ──〈3・11原発震災〉一周年の日に

〈3・11〉脱原発アクションの成功をステップに、
さらなる再稼働反対行動へ!

天皇中心とする「祈り共同体」=「無責任の体系」にNOの声を!

〈戦争責任〉をふまえて〈原発責任〉を問う
 ──「再稼働」反対行動へ

橋下らの手をかりた野田政権の原発「再稼働」を許すな!
 ──憲法[生存権]をふまえて対決を

PKO派兵反対を持続し、沖縄オスプレイ配備・原発再稼働糾弾の大きな闘いを!

〈原発(核)責任〉論へ
 ──再稼働反対運動の渦中から

原爆の死者は「平和利用」のための礎!
 ──「8・15反靖国」行動へ向けて

核武装をも射程に入れた戦争国家づくり(改憲策動)を許すな!
 ──「原子力基本法」改悪・「自民党改憲草案」批判

9・11経産省・規制委員会包囲アクションと
9・16「原子力ムラの責任を問う」シンポへの結集を!

「日本固有の領土」なんてものはない!
 ──「愛国(排外)主義」の洪水の中で

オスプレイ・原発再稼働問題からみえる戦後[象徴天皇制]国家の〈正体〉

あらためて〈天皇メッセージ〉の責任を問おう!
 ──アキヒト天皇の「海づくり大会」沖縄訪問反対行動のなかから

「平成の妖怪」と「売国ナショナリズム」
 ──安倍政権のオスプレイ配備の論理

〈3・11〉二年に向けて
 ──安倍壊憲政権に〈原発責任〉を対置する運動を!

V 2013年3月11日後

安倍壊憲政権下の〈3・11〉天皇儀礼
 ──進行する「棄民」政策にどう抗するのか

「誤った戦後国家のスタート『主権回復の日』(4・28)を今こそ問う
 ──沖縄・安保・天皇制の視点から」集会への結集を!

「維新のドン」と「売国ナショナリズム」
 ──安倍政権と石原慎太郎〈壊憲〉政治批判

〈壊憲〉に抗する運動へ向けて
 ──安倍政権と対決する第9期をスタートします

メディア操作による安倍「売国」ナショナリズムの全面化
─原発再稼働を許すな

象徴天皇制国家〈無責任の体系〉の「誤れる」スタートの日によせて
 ──「4・28〜29」連続行動

安倍「壊憲」政権の「ナチス」ばりの政治的「手口」への批判を!

安倍〈壊憲〉政権下での六八回目の8・6、8・9、8・15

信念をもったデマゴーグ安倍「壊憲」政権の手口
 ──〈オリンピック政治〉批判

安倍政権の全面的〈壊憲〉攻撃に反撃を!
   「集団的自衛権」合憲化・秘密保護法、国家安全保障会議づくり、
   「伊勢」参拝・「靖国」奉納は戦争(戦死者)づくりの体系的政策である

「治安維持法」・「特高警察」の現在的復活!
  ──「秘密保護法案」反対運動の中で

デマゴギー政治の全面化
  ──二〇二〇年東京オリンピック招致・原発再稼働・放射能汚染・〈壊憲〉

抵抗のさらなる持続・拡大へ─二〇一三年一二月五日・六日の記録

戦争ヘ暴走する全面〈壊憲〉政権
  ──沖縄辺野古米軍基地づくり、靖国参拝、諸軍事・治安法づくり……

伊勢神宮・「靖国」神社への安倍首相らの参拝
  ──「壊憲」策動への原則的批判を!

「平和」という名の戦争への暴走を支える自己陶酔
  ──安倍首相の「靖国」参拝から視えてくるもの