書名:
極限の表現 死刑囚が描く |
著者: 加賀乙彦ほか | |||
価格(税抜): 2,300 | シリーズ: 年報死刑廃止2013 | 発行: 2013年10月 | ISBN: 4-7554-0240-1 |
極限で描かれた作品は何を訴えるのか。大道寺幸子基金表現展のすべて。加賀乙彦、北川フラム、池田浩士、大道寺将司、坂口弘。宣伝ビデオ=http://www.forum90.net/ 目次*************************** 特集・極限の表現 死刑囚が描く 〈悪人〉を愛する 死刑囚と交流して60年 加賀乙彦(聞き手・太田昌国) 6 アールブリュトと死刑囚の絵画展 鞆の津ミュージアム 櫛野展正 26 枠を越え、埋め尽くす 大道寺幸子基金絵画作品八年の歩み 北川フラム 38 響野湾子詩歌句作品集 池田浩士選 70 応募詩歌句作品アンソロジー 西山省三、後藤良次、音音、林眞須美 84 大道寺幸子基金表現展 小説・自伝・エッセイ全受賞作紹介 91 応募資格は死刑囚、そしてその表現 第八回「大道寺幸子基金・死刑囚表現展」 川村湊 102 死刑映画を観る 中村一成 108 閉ざされた空間からの、精神の出口を求めて 大道寺将司 120 『覚悟』 斉藤潤一 123 短歌のもたらす恵沢 坂口弘 127 死刑の芝居を書いて演出して 楢原拓 132 死刑囚の小説を書く前後 小嵐九八郎 136 死刑執行と抗議行動 140 二〇一二年八月三日の執行ーーーーーーーーーーー140 一審無期、控訴審で死刑判決に 福島昭宏 140 被害者のいのちに想いを馳せる一歩手前で 堀 和幸 146 二〇一二年九月二七日の執行ーーーーーーーーーーー150 死刑事件へのスーパー・デュープロセスの確立を 安田好弘 150 再審準備中の執行 阿部潔 154 二〇一三年二月二一日の執行ーーーーーーーーーーー158 今回の執行の意味するもの 安田好弘 158 金川君の死刑執行に関して 山形 学 163 生き直そうとした小林薫さん 中道武美 165 加納惠喜さんのこと 湯山孝弘 169 「谷垣新法相、死刑執行しないで!」要請行動と、4日後の死刑執行 大道寺ちはる 173 二〇一三年四月二六日の執行ーーーーーーーーーーー175 二人はなぜ執行されたか 安田好弘 175 再審無罪となった元死刑囚が国民年金を受給出来る特例法成立 179 死刑をめぐる状況二〇一二〜二〇一三 日本弁護士連合会の死刑廃止についての全社会的議論を呼びかける活動 小川原優之 180 第二回死刑映画週間を終えて 太田昌国 186 ゲスト9人のトークから まとめ・可知亮 死刑関連文献案内 二〇一三年 前田朗 192 死刑廃止に向けた国際的動向 天野理 209 死刑判決・無期懲役判決一覧 菊地さよ子 216 死刑廃止運動にアクセスする 234 死刑を宣告された人たち 247 法務大臣別死刑執行記録 274 死刑廃止年表2012 279 編集後記 奥付 285 |