書名:
格差社会を撃つ |
ネオ・リベにさよならを | 著者: 白川 真澄・著、ピープルズ・プラン研究所監修 | ||
価格(税抜): 1,900 | シリーズ: PPブックス7 | 発行: 2008年1月 | ISBN: 4-7554-0183-1 |
フリーター、日雇い派遣など不安定労働者の急増は、新自由主義にもとづく小泉構造改革に端を発している。生活困窮者を生み出しては切り捨てる凄まじいまでの「格差社会」はどのように意図的につくられたか。民営化や地方格差など、多角的に負のスパイラルを検証する。 目次 はじめに 第1章 格差社会を撃つ 「自己責任」論を打ち破り「連帯」の思想を蘇らせよう 公正と連帯の思想と運動を --格差論争のなかで 【補論】広がる格差・増える低所得者 --「二〇〇五年所得再分配調査報告 書」から見えてくること 格差社会に立ち向かう --平等化と「われらの世界」構築の戦略 格差があっても悪くない? --小泉「構造改革」の五年と安倍政権 第2章 新自由主義改革 --民営化と「小さな政府」のからくり ネオ・リベ「改革」を止めろ --小泉流「官から民へ」「小さな政府」を批判する 経済危機の中の小泉「構造改革」 小泉「構造改革」の現在 --対抗線をどこに引くべきか 民営化に対抗する原則をどう立てるか 誰のための・何のための郵政民営化か 大きな自己負担を強いる「小さな政府」 新自由主義の「労働市場改革」 第3章 破壊される住民自治 小泉「改革」は地方分権と住民自治に敵対する 地方自治・地方分権への大逆流 「地方分権」の罠 --地方自治と「国民保護」 |