3・30ワールドピースナウパート6報告(2003年3月30日・白川公園)


3月8日から、(1月2月も含め6回目)毎週行なっている集会・デモです。
8日は寒風吹きすさぶ中で大変寒い思いをしましたが、今日(3月30日)はもう春の陽気です。

集会は、三線の演奏で始まり、「ブッシュ戦争やめてくれ」の歌、主催者あいさつの
後、主催者からの「始めまりのアピール」を読み、参加者の発言がありました。
(発言の詳細は省略)
 浜松のNO AWACSの会からはイラク攻撃開始後、浜松基地に配備され
ているAWACSが朝鮮監視の為に使われることに対し反対のアピール。
 ノーニュークスアジアフォーラムからは、イラクで劣化ウラン弾が使われて
ことに対して抗議の発言
ODA改革ネットからは、イラクの「復興支援」にODAが使われることに抗
議、車椅子市会議員の斉藤まことさんは、障害者差別をなくすことは戦争をなくすこ
と、とアピール。衆議院議員の近藤昭一さんは、20日に米大使館に有志議員で抗議
に行ったこと、心を一つにしてイラク攻撃を止めようとアピール。
 高等専門学校の吹奏楽部有志の約30人が、イマジンと世界に一つだけの花を演奏し、ア
メリカの13歳のシャルロットさんの言葉を朗読してデモ移りました。

 デモ参加者は、約1000人。途中、爆撃に晒されているイラクの人々に想いを馳
せ「ダイ・イン」を行ない、約2,4キロのデモを終わりました。

3・30集会 始まりのアピール
 ブッシュがイラク攻撃を中止しない限り、何度でも集会とデモをやります。

日本はお花見の季節となりましたが、イラクでは女性や子どもまでがアメリカ・イギリス
連合軍と命がけで対決していると言う事実が伝えられました。それにつれて、これま
でイラク攻撃は必要であり、短期で終わると主張していた人たちが腰砕けになってき
ました。フセインを守るのではなく、米・英の侵略から自分たちを守ろうとするイラ
ク民衆の侵略戦争の反対の闘いになってきたからです。
 イラク政府は、5日から10日後に首都・バグダットで市街戦が始まれば、500
万都市の多数の市民が殺されるだろうと発表しています。これまでもそうでした。攻
撃する側もされる側もすでに多くの犠牲を出しています。そこへさらに、目を覆うよ
うな地獄絵図が展開されるだろうと予測できます。
 この事実を前にして、ピースアクションに集まったわたしたちは、即時攻撃中止を
求めて、やれることはなんでもやろうと決意しました。
 ここで、ロンドンに本部を置く平和団体ARROW(Active Resist
ance  to the Roots of War)の設立メンバーであるミラン・ライの言葉を引
用します。「世論が強い意志で戦争に反対すれば、反対は抵抗へと発展する。非暴力
の抵抗は、過去にもアメリカの暴力行為を食い止めるために効果があった。今度も効
果を発揮できるだろう。いや、そうでなければならない。イラクにこれ以上爆弾は必
要はない」
 この言葉は攻撃前に言われました。10年以上、もう十分に経済封鎖と爆撃を受け
ているイラクを見てこう主張したのです。
 私たちは、様々な個人やグループの活動を大きな集会とデモに結びつけ、更に多く
の人たちで訴えつづけましょう。目的は二つ、一つは、イラク攻撃をただちに止めさ
せ、軍事力では決して解決しないことをわからせ、米英軍をイラクから撤退させるこ
と。もう一つは、「戦後の復興支援」ばかりを繰り返す日本政府に、それを言うなら
まず攻撃を止めよ、イラク市民に平和を取り戻させてから言えと求めること。
 ブッシュのイラク攻撃が第二のベトナム戦争化しつつある今、私たちは怒りと悲し
みを込め、笑顔で、断固として以上の要求をアメリカ・日本両政府に突きつけること
を再確認し、今日の集会の始まりのアピールとします。

集会主催者一同

ということで、次のような行動を提起します。

4月6日(日) 午後1時から集会・デモ
        場所は久屋公園(矢場町)…場所が違いますので注意
4月13日(日) 午後1時半から集会・デモ
        場所は白川公園(伏見)…今日の場所です。
毎週土曜日は街頭情宣・領事行動です。
 栄 三越前 午後1時から3時半


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