イラクの都市ファルージャを1万2千人の兵で包囲していたアメリカ軍は、8日(2004年11月)夜、市街地への総攻撃を始めました。市民をまきぞえにした大虐殺が始まりました。国連のアナン事務総長は攻撃をしないよう米当局に再三要請していました。こうした声を無視したのです。来年1月の占拠の前に反対派を抹殺するというのです。何という民主主義、南京虐殺やヒトラーさえ想起されます。
アメリカ軍はこれまで10万人のイラク人を殺してきました。大半は女性と子どもです。(アメリカとイラクの大学による調査)。その上今度の恐ろしい作戦です。何としても止めなければなりません!
小泉首相は香田証生さんが拘束され、自衛隊撤退が要求されたとき、話し合う姿勢も見せず、ただちに「テロには屈しない」と言い、香田さんを見殺しにしてしまいました。そして今度は、この作戦を「成功させなきゃいけない」と言ったのです!小泉首相はアナン事務総長のような対応もとれたはずです。もはや米への追随者ではなく戦争遂行者としか言いようがありません。人道を願う人とはとても思えません。
12月14日に自衛隊イラク派遣の期限がきます。しかし1月には、守山の陸上自衛隊第10師団のイラク派遣が予定されています。
自衛隊はもう安全ではありません。
自衛隊イラク派遣延長は与党の自民党、公明党の中でも異論が出ているとのことです。
ほんの小さな力しかない私たちには、街頭で声を張り上げることぐらいしかできません。ぜひ皆さんの力と知恵をお貸しください!
与党支持者の皆さんもぜひ声を挙げてください。もはや事態は深刻です。
皆さんの力をお貸しください!
爆撃音に怯えるファルージャ市民、ロケット弾攻撃にさらされているサマワの自衛隊員、香田証生さんのご家族の無念。苦難のもとにあるすべての人に、同じように想いをよせてください。そして・・・、余震が続く新潟中越自身の被災者にも。
有事法制反対ピースアクション