私たちは、本日9月4日、名古屋市内若宮公園にて、『有事法制反対ピースアクション』主催による「米軍ヘリ墜落事故に抗議!普天間基地撤去!もどれ自衛隊!9・4緊急集会」を開催しています。
私たちは、あえて9月4日、今日を選びました。
3人のアメリカ兵による、1995年の少女暴行事件を決して忘れないための日であること。それ以降の10年間もまた、沖縄ではアメリカ兵による事件・事故が少しもなくならないこと。日本政府が、アフガニスタンやイラクに対するアメリカ軍の巨大な出撃拠点として沖縄を提供していること。辺野古沖に新たな米軍基地建設を強行しようとしていること。そして、私たちの日本政府への働きかけが、こうした理不尽をやめさせるまでに至っていないけれど、どっこいしぶとく平和を創る作業を続けなければならないこと。これらのことを、本集会で確認しています。
今回の米軍ヘリ墜落事故が、あまりにも過重な基地負担を沖縄に押し続けることによって必然的に起きたことを再度確認し、集会参加者の総意を以って、日本政府に対し、即時無条件の「普天間基地撤去」をアメリカ政府に強く要求するよう求めます。
同時に、地元航空自衛隊小牧基地のイラク派兵拠点化に対し、「C130をもどせ!飛ばすな!」という声をあげ続けます。毎月必ず基地司令へ申し入れていますが、今後も、何度でも基地の正門前へ立ち、申し入れをします。私たちの地域もすでに十分、航空自衛隊のイラク派兵に協力・加担する地域となっています。空自だけでなく、来年1月には、名古屋市内守山の陸上自衛隊第10師団が、イラク派兵の中心部隊として派兵されます。空自・陸自双方の派兵拠点地域になろうとしています。私たちは、「もどれ自衛隊、行くな自衛隊」の声を、さらに大きくするつもりです。
沖縄国際大学構内での集会参加者の皆様、
私たちは、誰もが平和で穏やかな暮らしを取り戻すために、ここ名古屋でもしっかりと闘い続ける決意をお伝えします。そして、アメリカ・ブッシュ政権に対し、「基地は迷惑以外のなにものでもない。財政支援をはじめとして一切の軍事協力はもうしない」と、日本政府に言わせるまで、この決意を持ち続け、動き続けることをお伝えして若宮公園からのアピールとします。
米軍ヘリ墜落事故に抗議 普天間基地即時無条件撤去!もどれ自衛隊!9・4緊急集会
参加者一同
2004年9月4日
主催・有事法制反対ピースアクション
<共同代表>
水田洋(名大名誉教授)
寺尾光身(名工大名誉教授)
名古屋市昭和区白金1−13−10
TEL 052−881−3573