| ２００４年１月１７日、小牧基地人間の鎖に寄せられたメッセージ |
２００４年１月１７日「イラク派兵反対！小牧基地『人間の鎖』共同行動」に寄せていただいた広島・呉、東京からのメッセージです。
【広島・呉】
『イラク派兵反対！小牧基地「人間の鎖」共同行動』に参加された皆さんへ
広島・呉からのメッセージ
私たちは、昨年１０月以来、ヒロシマからの声を幅広い枠組みで上げて行くべく、「自衛隊のイラク派兵を許さず！有事法の廃案を求めるヒロシマ・ピープルズ１０００人声明」に取り組み、これまでに賛同人が１４１３人になりました。その賛同者の名において、本日、皆さんが小牧基地を包囲している頃、被爆地ヒロシマからのイラク派兵を止める一点で、「広島の原点」、原爆ドームに集まって、〈１・１７イラク派兵反対ヒロシマ集会〉を開いているはずです。
集会では、歌やパフォーマンスに加え、自衛隊関係者や米軍人家族の会、くれきりからの発言も受け、派兵反対の声をより大きく広げていくことを確認し合う場にしようと考えています。はるかに離れた地ではありますが、それぞれが地域で取り組むべきことをやりきることを通じて、真の連携が作られていくものと信じます。皆様の行動の成功を祈念し、連帯のアピールとさせていただきます。
２００４年１月１７日
ヒロシマ・ピープルズ１０００人声明実行委員会 事務担当
ピースリンク広島・呉・岩国 世話人
湯浅 一郎
【ほっかいどうピースネット】
名古屋・小牧「人間の鎖共同」にお集まりの皆さん、自衛隊のイラク派兵に反対して行動している皆さん
ほっかいどうピースネットからの連帯のアピールを送ります。
私たちは、「ほっかいどうから自衛隊をイラクへ送らない、イラク派兵を認めない」という原則で運動を行ってきました。１２月２０日の北部方面隊総幹部への「人間の鎖」共同行動には、札幌市内だけでなく全道各地、さらには東京や京都などから４００人が集まり、自衛隊派遣中止を求める要請書を渡しました。私たちの取り組みが、全国の様々な人たちとつながっていることを実感できた行動でした。
この「人間の鎖」をバネに、ほっかいどうピースネットを正式に立ち上げ、２月１４日の「北海道から平和発信！イラク派兵を認めない全国交流集会」を準備しています。また自衛隊本隊のイラク派兵に合わせた同時行動を、北海道各地で準備しています。
高まる派兵反対の声に対して、１月６日、雪祭りへの自衛隊協力について陸上自衛隊第１１師団竹田治朗師団長は「度が過ぎたデモや街宣活動があって協力する環境にならない場合は撤収も含めて検討する」と発言しました。私たちは、この発言に強い怒りを覚えています。日本国憲法を尊重することを義務づけられている公務員が、民主主義の大原則である「表現の自由」を制限して当然とも言うべき発言をしたという事実は、すでに自衛隊幹部が自分たちを超法規的な存在と考えていることの現れです。国民の権利などはいつでも無視してかまわないとい言うことです。事態はここまで来ています。
イラク派兵をてこに日本社会をさらに軍事化させないという動きに対して反対の声を、共にあげましょう。
【東京】
全国各地でイラク派兵反対の取り組みを行っている皆さん！
東京の「自衛隊はイラクへ行くな！殺すな！殺されるな」行動実行委員会からの連帯のアピールを送ります。
私たちは、イラク派兵の主力となる自衛隊が駐屯する各地（空自〈名古屋・小牧〉、陸自〈北海道〉、海自〈呉・横須賀〉）の現地の派兵の動きとも広く連絡し合いつつ、反戦・反派兵の全国的な反戦運動をつくりだすべく、１１月２４日に「自衛隊はイラクへ行くな！殺すな！殺されるな」集会とデモをつくりだしました。そして小牧（１２月７日）や北海道（１２月２０日）の行動へも合流しました。それをふまえて東京の行動の第二波連続行動として、以下の行動を準備しました。
●１月１７日・・・対防衛庁抗議行動（署名提出）・全国交流会
●１月１８日・・・朝霞駐屯地での日米共同軍事演習反対行動への合流
●１月１９日・・・国会行動（院内集会）への合流
これらを大衆的に実現すべく、１２月２１日に「自衛隊はイラクへ行くな！殺すな！殺されるな」行動実行委員会の結成集会を持ちました。「止めよう！イラク派兵と国民保護法」の名称で持たれたこの結成集会では、派兵と戦時（有事）法を同時に問題にしていく方向での討論をつみあげました。
そして上記の三つの行動を行います。
私たちは今、決定的な歴史的転換点に立たされている。平和憲法下で侵略に加担して推進されている日本の派兵（戦争）国家化＝軍事社会化に、なんとしてでもブレーキをかけなければならないと考えています。共にイラク派兵反対の声を大きく上げていきましょう！
「自衛隊はイラクへ行くな！殺すな！殺されるな」行動実行委員会
連絡先・自衛隊の海外派兵と戦争協力に反対する実行委員会
・市民の意見３０の会・東京
・日韓民衆連帯全国ネットワーク