ワールド ピース ナウ イン 愛知 パート8(2003年4月13日) 
集会アピールと簡単な報告


小泉首相に要求します(集会アピール)

 人を殺して解放するというの?家族・友達を失い、思い出の場所・なじみの風景が破壊され、希望だって・・・あなたはなにを再建できると言うの?
 米、英、仏、露・・・様々な国が利権を奪い合っています。日本もです。本当に悲しいことです。目から血を流しているイラクの子どもが浮かびます。石油?お金?国益ですか?イラクの人々を深く傷つけても、私達は豊かになれません。
 戦争放棄をしている日本の憲法9条が最先端だと知っていますか?9・11で、最新の兵器やコンピューター、衛星を備え警戒していても何も守れないことがわかり、日本も戦争協力を決めたとたんに空港や港でも物騒な厳重警戒態勢となり、平和やHAPPYが逃げていきました。「北朝鮮が攻めてくる」などとこれっぽっちも現実味のない仮想に怯え、なぜ怯えなければならないのかは振り返りもせず、アメリカに護ってもらうなどと見当違いなことを言い、監視衛星を打ち上げ挑発しているのは朝鮮民主主義人民共和国ではなく日本です。政府は私達の汗と涙の税金で、ものすごい兵器を買っています。そうじゃないよ、なかよくやろうよ、バリバリの平和外交で豊になればびくびくしなくてすむよ、と9条は言っています。
 しかし、インド洋で米軍に燃料補給する自衛隊、日本の基地から攻撃に向かう米軍。日本はすでに直接戦争に参加し、さらに今国会で審議中の有事法成案が通れば、私達は戦争への協力を求められ、断れば罰せられます。これは50年以上前、日本が戦争を始めたときと同じ状況です。
 私達は気づいたのです。戦争が始まってから戦争に反対しても遅いと。あなた方は巧みに戦争の準備をして、何が何でも始めてしまい、平気で命を奪う。人の命も、動物、植物、地球の命も。人類の歴史は戦争の歴史といわれます。あなた方のやり方で世界が平和になったことがありますか?私達は平和な方法で、平和になることを望みます。地道で時間がかかりますが、あなた方のやり方より、やさしくて安上がりで、確実ですよ。
 私達は誰も殺したくないし、殺されたくありません。だからお願い、イラク攻撃をすぐにやめて下さい。私達に有事法制はいりません

       2003年4月13日 有事法制反対ピースアクション


簡単な報告

 1月から、そして3月には入ってから毎週末に行なっていた「イラク攻撃やめろ!
日本は参戦するな!」
の集会・デモも8回目になりました。
 レインボーフラッグが翻る会場の白川公園には昼過ぎから人々が集まり始めまし
た。
集会は、共同代表の影山さん、寺尾さん、水田さんの3人の挨拶に続いて大阪から来
ていただいた趙博さんの歌とトーク。リクエストの「イムジン河」も圧巻でした。
 主催者のピースアクションから状況分析と今後の活動を事務局から提起し、更に若
い鋭い感性で書いた小泉総理への抗議文をアピールとして読み上げました。そして、
沖縄の平和市民連絡会が呼びかけている「イラク緊急カンパ」をお願いしました。
「ブッシュ・ブッシュ戦争やめてくれ」の歌声でデモに出発。
 ピーク時よりは少ないとは言え、この日も参加者は500人でした。
(1月以来の延べ参加者6千500人となりました。)

有事法制反対ピースアクションが毎週行なってきた「イラク攻撃反対 日本は参戦するな」
のスローガンでの集会・デモは今日で一応の区切りをつけます。
今後は、
 ・アメリカの占領政策、それに対する日本のコミットを批判していく
  (復興支援への拠出 復興人道支援室への文民派遣 将来的な自衛隊の派遣)
 ・イラクでの戦争の検証
 そしてもちろん私たちの会のメーンである・「有事法制を廃案に」の運動を強めて
行く事とします。  
 
また呼びかけます。そして、皆さん一緒にやりましょう。
 
追伸
 毎週末土曜日に行なっている街頭情宣は引き続き行ないます。
 ※場所;栄 三越前
  時間:午後1時半から3時半


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