長春留学雑記: May 2005

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長春の輸入食材店

長春で、というよりは東北師範大学から徒歩距離で、輸入食材を置いてあるお店。
（２００５年５月調）

桂林路胡同（桂林路のひとつ南の筋）にあるお店を、東から順に紹介。百汇街*立信街との交差点から出発して、東から西に歩いていくと、すべて左手（南側）にある。

長春穂港食品有限公司
一見たばこ屋に見えるが、ガラスドアの「中西餐调料」「Western and Chinese Food」が目印。チーズ、スパイス、缶詰、パスタなど。日本食材も若干あって、下に紹介している久保田商店より安いようだ（たとえば、中国で生産している宝酒造の「松竹梅」一升瓶は、久保田で９０元と提示されるが、ここでは７０元）。
漢城商店／서울마트（ソウルマート）
韓国からの輸入食品と厨房用品の店。キムチなどの民族食のほか、酒、インスタント食品、菓子、鍋など。日本酒も並んでいるが、値段は未確認。ステンレスのパンチングボウル（平たくいうと、ザルです）や、カセットコンロとカセットボンベもある。それから、煮干し。よそで見つけたことがない。
久保田超市
桂林路胡同を、同志街との交差点を西にむかって直進する。日本からの輸入食品とゴルフ用品の店。味噌、醤油、酒、みりん、昆布、鰹節など、日本食を作るための食材は一通り揃う。輸入品の値段は、日本円に換算すると、日本のスーパーでの売値のほぼ３倍。日本食材には中国で生産しているものもあり、それらは比較的に安い。酒類の品揃えが豊富で、日本酒、焼酎が各種あるが、日本酒には純米酒はない（輸送時の保存体制の問題か）。それから、買ったことはないが、冷凍庫には刺身のブロック、納豆なども入っている。インスタントラーメン、だしの素、味の素などもある。値切ると、ちょっとだけ安くなることもある。

料理をしたいかたのために。

* 百汇街から歩くという指示も間違いではないのですが、お店はもっと西よりで、立信街と同志街とのあいだに位置します。（２００５年５月１６日訂正）

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本体サイトの更新

本体のサイトの「書いたもの」を更新。部落解放・人権研究所の月刊誌『ヒューマンライツ』４月号に掲載された随筆。これは、じつは、１月に書いたもの。

今週、同誌に次の原稿を送付。北京での日本大使館デモ関連ニュースが日本で報道をにぎわしているときに、こちらの情況を知らせてくれという依頼があり、こっちの親しい学生に感想を聞いたりして書いたもの。まだまだ中国語も下手だし、こんな限られた情報源で書いていいのかなという不安は、ずっとありますが。来月号に掲載。毎月１０日発行。
当サイトへの掲載は、７月になると思います。むかし別の雑誌に書いた記事の転載許可をもらったときに、その次の号が出たら転載してもかまわないという返事だったので、以降その原則でやってます。原稿料をいただいておりますし。

ちょっとしたブログのほうが、情報量は多いかもしれません。北京や上海の在住日本人がデモを見てきたりした報告なんかもある。でも、ブログは、興味のない人は探して読んだりしないという点に、メディアとしての弱点があるのかな。トラックバックによる論争や連繋もあるけれど。ウェブ上のホットな情報を、日頃はそんなに関心を持って調べたりしてない人たちにコンパクトに伝えるのが、今どきの紙媒体の役割なのかな、と思ったりもする。

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偽皇宮

満洲国皇帝溥儀の皇居跡。
また行く機会もあるだろうから、春らしい写真だけを掲載。

勤民楼中庭
同徳殿庭園から

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長春は花盛り

先日来ここ長春において見かけられる花の種類については一部において種々講究のなされてきたところであるが、吾人は梅なりとの結論をくだしたるところである。なんとなれば、この花弁は丸く、桜の花に特徴的な切れ込みがないのである。
写真：梅の花
なれば桃色の花は如何にとの問いも予想されるのであるが、紅梅の某品種ならんと推測せるものである。
写真：これは紅梅かな

なお参考までに、その他、学舎北隣なる動植物園にて見受けられる花なども掲示しておく。
写真：花；情報求む
写真：スミレだと思う

さあ、トラックバックがうまくいくかどうか。 Link

千手観音

先日、こちらの大学院生に教えられたのだが、春節（旧正月）番組の演目のうち、聾者の劇団による舞踏「千手観音」がすごく美しく、感動的だったとのこと。
ふと思い出したときに映像などを入手したので、ここにお知らせする。
中国中央電視台（ＣＣＴＶ）２００５年春節晩会（ストリーム再生で録画視聴できる）
主演の邰麗華インタビュー記事写真：「千手観音」の一場面

以下は、ダウンロードした映像。データが大きいですが、ほしいかたはどうぞ。