これは古いお知らせです。
お知らせ女性として、部落民として〜グローバル化の中で反差別を考える〜ゲスト:熊本理抄さん(近畿大学教員)
1972年福岡県生まれ。6歳の頃、母のふるさとである部落での生活が始まる。大学在学中にカナダ留学。卒業後、国際NGO「反差別国際運動」日本委員会(IMADR-JC)の専従職員に。2000年より事務局長、『マイノリティ女性が世界を変える! マイノリティ女性に対する複合差別』(解放出版社)編集・発行に携わる。2002年春に退職。現在、近畿大学人権問題研究所教員。
グローバル化が言われる今。部落差別は「もう古い」「昔の」問題でしょうか。日常生活の中で出会うことは、確かに、まれになりました。しかし、ネット上では現在進行形の結婚差別に関する相談が次々と出て来ています。差別が具体的にとらえにくくなる一方で、一皮むけば、差別は脈々と生命力を保っています。
熊本さんは、マイノリティ女性の抱える特有の困難さを、「複合差別」という概念でとらえようと提起しています。人種差別と性差別との交差/錯綜。そのように認識を転回したとき、彼女自身が母親たちと出会いなおした、と。
今回は、熊本さんに、部落民であること、女性であることへの向き合いのこれまで、そしてこれからについて語っていただこうと考えています。お気軽にご来場ください。
バーベキューで交流会です。 ◇新入生無料◇
熊本さんも参加します。
一般の参加者は実費(800円程度)
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