SHANTI(シャンティ)

SHANTIとは?

  「絵本を通して世界の人びとに平和のメッセージを送りたい」と、1993年フェリス女学院大学の学生によって結成されたグルーブです。1994年には、その最初の取り組みとして、原爆症で死亡した広島の佐々木禎子さんを主人公とした絵本「さだ子と千羽づる」の日本語版を制作、出版しました。 ひきつづき、1995年8月には、朝鮮語版を刊行、1996年春には英語版も刊行の予定です。今後も『さだ子と千羽づる』をいろいろな言葉に翻訳し、出版しようと考えています。より多くの方々と交流し、協力を得ながら、この絵本を世界中の人びとに届けていきたいのです。

SHANTIのこれまでの歩み

 この会を呼ぴかけた湯浅佳子は、1993年から1994年にかけて、市民団体の派遣で、アメリカの学校や教会、平和団体などを回り、広島・長崎からのメッセージを伝えるボランティアをしていました。その時に、アメリカの子どもたちに話していたのが、佐々木禎子さんの物語です。この話を聞く子どもたちの無心さに感銘を受け、湯浅は帰国後、復学したフェリス女宇院大字の学生たちに「禎子さんの絵本を作ろう」と呼びかけました。そして1993年に結成されたのが、「絵本を通して平和を考える会――SHANTl」です。
 現在、卒業生と在校生とが協力しあいながら、この活動を続けています。SHANTI(シャンティ)とは、サンスクリット語で「平和」を意味します。

☆核廃絶を願うリンクリスト☆

戦争と平和について考えるリンク集

広島や長崎の戦跡などが、フォトCDによって紹介されている。

A-Bomb WWW Museum(インターネット上の、原爆博物館)


【オーロラ自由アトリエのタイトルページへ戻る】

【山口泉略歴へ戻る】