原 爆

A-Bomb WWW Museumへ行く。広島市立大学の大場充さんを中心に、実に多くの人びとの協力によって、たいへん充実した原爆資料博物館となっている。訪れた人びとの感想があり、原爆投下を世界の各地で、人びとがどのようにとらえているかが、興味深い。

先日、広島の平和文化センター設立20周年記念の催しがあり、オーロラ自由アトリエの遠藤京子が広島へ行った。現地で「朝日新聞」の広島版に、A-Bomb WWW Museumのことが、ホームページの写真と共に大きく報道されていた。東京に電話をかけ、そのことを話したら、ほんの小さく載っているだけだという。帰京して全国版を見て驚く。この問題は、広島の人びとよりもむしろ、それ以外の人びとにより知らせるべきものであるにもかかわらず、記事の扱いはまったく反対であった。これでは広島支局の記者もがっかりしたことだろう。

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