2000.10.28(土)(2019.6.11分離)
アンポンタンについては、確か、「王八蛋」のようだったような、中国語の罵り言葉だという記憶があるのだが、聞いてみると、子供の頃に、鼻糞丸めて、を大声で歌った経験者は意外に多いようだ。
なぜ再論したいかと言うと、前々から頭に来ていた「水中遊歩」の流行による被害への怒りの告発が、本日、あわや、体育館の管理課長らとの乱闘直前に達し、これを書かねば眠られぬ気分になったからである。
私は目下、最大の健康法に水泳を選んでいる。いかに遅く泳ごうとも競う相手がいなくなれば達成できるはずの年齢別世界新記録の夢を描きつつ、それでもやはり、速度の低下を食い止めようと励み、限界に挑んでいる。練習には水温、室温の適正化が必要である。オリンピックのみならず、生涯水泳の大人の遊びの競技会でも、水温は27度以下である。文部省の体育関係のマニュアルでも、普通の市民水泳プールの水温は27-29度、室温はそれより1度上ぐらいを適当としている。
隣の三鷹市、少し離れた小平市の市営プールは、ともに、この基準の上限、29,30度を守っている。ところが、肝心の地元、武蔵野市の市営プールでは、何度も私が、市長、生涯学習部長、体育課長らと、この29,30度以下の基準を確認しているのに、水温が33.5度まで上がったことがあり、 室温はいつも高く、一昨日と本日も32.8度だった。熱源はゴミ焼き場だから、目下、土地の買い過ぎで財政困難の武蔵野市でも豊富に使える。時折は29度以下に下がることもある水温も、室温に連られて、また上昇する。水中では汗を出ても蒸発するのは不可能だから、水温も室温も高いと、暑い、苦しい。私の場合、流して泳いで50メートルが55秒以下のところ、2-3秒も遅くなる。爽快感も味わえない。
プールの構造自体にも、不必要でゼネコン丸儲け設計の動く天窓(温室化)など、決定的な欠陥があるのだが、最近、整形外科医が腰痛患者に勧める「水中遊歩」が激増し、その内の贅沢な馬鹿爺、婆が、「水が冷たい」「寒い」などと勝手な訴えを起こしているそうなのである。お前らは風呂にでも行けと怒鳴りたくなる。冗談ではないのだが、年寄りは、あの大嘘付き市長の重要な票田だから、ごますり管理課長への影響力が強い。本日は、プールの若い監視員の頭が、「体育館から室温32度、寒いと言う客がいたら上げろと言われている」と弁解するので、このおっ、と怒鳴り込んだ。
ああ、あんな下らないごますり課長、下っ端役人相手に、腹を立ててみても、馬鹿馬鹿しいだけ、と思いつつ、ここに、決定的な原因を作った整形外科医たちへの恨み、つらみを記す。まず、簡単に言うと、開業の整形外科医は、50人の腰痛患者を抱えていれば商売繁昌と言われている。私も、かつては何回も通ったものだが、電気で痺れさせたりして、痛みが取れたような錯覚に陥るだけで、直りはしない。最後に運動療法に到達して、運動を続けていれば医者いらず、腰を中心とする筋肉が丈夫に保てて、普通に暮らせるようになった。「水中遊歩」は、気分が良いかもしれないが、「生かさず殺さず」の患者確保策である。しかも、地元の医師会は市長支持派が握っている。畜生!