マッド・アマノのWebサイト「週刊パロディ・タイムズ」www.parody-times.com
ブッシュを査察しろ!
ブッシュ大統領を「うすのろ」呼ばわりしたカナダの首相報道官が野党の厳しい追及にあって、あえなく辞任となった。(詳しくは「斜説」で)「物言えば唇寒し...」である。一方、イギリスのロック歌手、ジョージ・マイケルのプロモーション・ビデオがブッシュを茶化すアニメーションだったため、こちらも物議をかもしている。アメリカでは「うすのろ大統領」というWebサイトが評判を呼んでいる。
で、イラク査察だが、あのフセインが自ら恥部を公開するはずがないじゃなか。軍事力をカサにしてズカズカと他人の家に土足(西洋はもともと土足か)で踏み込むなんて許されるはずがないじゃないか。そもそもホワイトハウスは12年前の湾岸戦争直後にアメリカに寝返ったイラクの軍事関係者、4000人(家族も含む)を当時のブッシュ大統領の秘密特例で入国させた、という前歴がある。この中に二重スパイも潜んでいたというから話はややっこしい。亡命させたイラク軍人を空軍基地でCIAがテロ養成をしていた、という話もある。9/11の犯人像がなんとなく想像がつくというものだ。
国連をなかば強姦するかたちでイラク査察を決行させたブッシュ政権だが、G8諸国からも「ブッシュ自身の脳味噌を査察したほうがいい」という痛烈な意見も密かに飛び交っている。どこかの首相だけが手なずけられた犬みたいにご主人さまの横にピタリ寄り添っているんであります。