2006.04.24(2019.8.28分離)
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/875.html
ナチス公文書公開はホロコーストの嘘の解明の決定版か
以下は、産経新聞の記事である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060421-00000010-san-int
ナチス公文書 今秋5000万件公開 ホロコースト解明へ【ベルリン=黒沢潤】ナチスの強制収容所などの実態が記述されたドイツの公文書約五千万件が今秋にも、一般公開される見通しとなった。同文書はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の犠牲者や強制労働者ら千七百五十万人の名前が記載された最大級のナチス関連資料。これまで犠牲者の家族や生存者にのみ公開されてきた文書が幅広く公開されることで、ホロコーストの全容解明が進むとの期待が高まっている。
この文書は第二次大戦中の連合国が押収し、現在は米国やポーランド、ドイツ、イスラエルなど十一カ国が独中部バド・アーロルゼンの公文書館「国際追跡サービス」(ITS)で赤十字国際委員会(ICRC)とともに管理している。
一般公開には十一カ国すべての同意が必要となるが、ドイツ政府はこれまで、国家賠償訴訟が新たに起きることを懸念、「関係者のプライバシーが侵害される」などの理由で公開を拒んできた。しかし、米国が一貫して圧力をかけてきた経緯があるのに加え、「(戦後、六十年以上の)歳月が流れた」(独法務省スポークスマン)として、方針転換を決めた。
ドイツ政府は五月十七日、ルクセンブルクで行われる十一カ国の年次総会で、この決定を正式に報告する予定で、ツィプリース独法相は「半年以内に公開できるはず」と見通しを語った。
公文書館には毎年、十五万件もの問い合わせがあるが、資料は今後、ホロコーストの歴史家たちによって詳細に調査・分析されることになりそうだ。ホロコーストでは、ユダヤ人六百万人が犠牲になったとされる。
(産経新聞) - 4月21日3時55分更新
この記事の投稿に対して、私は、以下のフォローをした。
記事の見出しも内容も逆である。Re: ホロコースト解明
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/873.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 4 月 22 日 21:59:59: CjMHiEP28ibKM
(回答先: ナチス公文書 今秋5000万件公開 ホロコースト解明へ|産経新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 21 日 14:02:46)
記事の見出しも内容も逆である。
すでに投稿したが、文書の公開で、逆に、ホロコーストの嘘が暴かれる。
「すでに投稿」と記したのは、以下の経過である。
ホロコースト古文書の公開にドイツが合意した。
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/868.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 4 月 19 日 21:07:20: CjMHiEP28ibKM
ホロコースト古文書の公開にドイツが合意した。
拙著『アウシュヴィッツの争点』の関連箇所の抜粋を末尾に付す。
After Resisting for Decades, Germany Agrees to Open Archive
of Holocaust Documents
By DAVID STOUT
The Bad Arolsen archive is one of the largest in the world,
with up to 50 million documents, some seized by the Allies
as they liberated concentration camps.http://www.nytimes.com/2006/04/19/world/europe/19nazi.html?th&emc=th
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-17.html
『アウシュヴィッツの争点』
第一章:身元不明で遺骨も灰も確認できない「大量虐殺事件」
「歴史上もっとも恥ずべき法の名による茶番狂言」という批判
[中略]
『二〇世紀の大嘘』では、つぎのように要約している。
「おおくの事件では、“被告弁護人”がドイツ語を話せず法的資格のないアメリカ人だった。法廷には資格のある通訳が配置されていなかった。“検察当局”もまた法的資格をかいていたし、一〇人のアメリカ軍人で構成する“裁判官”も同様だった。一人だけ法的資格のある裁判官がいたが、その裁判官が証拠の認定にあたえる影響力は一番よわかった」
弁護団が記録を利用できず、被告に有利な証拠が突然「消滅」
被告側の弁護人は、しかも、裁判にはかかせない証拠の利用について、はなはだしく不利な立場におかれていた。
すでに紹介ずみの『ニュルンベルグ裁判』という本は、決して「ホロコースト」物語批判を目的として書かれたものではないが、そこにも事実の一端がしるされている。この本では、まず、連合軍が総力をあげてドイツの文書を押収し、「記録センター」に集中した状況をえがく。ところが法廷での実情は、つぎのように大変不公平なものであった。
「かくて検察側は、記録と記録保管所を自由に使えたわけであるが、これらについて弁護側のほうは、そんなものが存在することすら知りもしなかった。[中略]検察側はニュルンベルグでは(弁護団とは反対に)いつでも自分たちが必要と認めたものは、あらゆるところから手に入れることができたのである。ところが弁護団が見ることができるのは、無数の詳細なデータ、関連書類のうち[中略]、たいてい、有罪証拠物件だけで、多くはまったく知らないものばかりだった。これに反し、検察側はそれらを記録として証明できるのであった。被告側に有利な資料を探し出す可能性は、弁護団には皆無だった。
弁護団が、検察側の引用する記録を見せてほしいと要求しても、その記録が「消滅している」ことも、珍しくなかった。[中略]規約によれば、「重大な」箇所だけ翻訳すればよいことになっていて、(中略)テキストのひどい意味変更、歪曲、誤解が審理の際に生ずることも珍しくなかった。[中略]
連合国側に場合によっては不利となり、一方被告側の罪を軽減するのに適当と思える数千の記録は、突然姿を消してしまった。[中略]すでに一九四五年の時点で、記録が押収されたり、弁護団の手から取り上げられたり、あるいは盗まれたりしたという事実には、無数の証拠がある。
[後略]
上記の投稿に対して、私は、自ら、以下のフォローをした。
イランが国連の安保理にホロコースト調査を求めたからか。
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/869.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 4 月 19 日 21:11:34: CjMHiEP28ibKM
(回答先: ホロコースト古文書の公開にドイツが合意した。 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 4 月 19 日 21:07:20)
イランが国連の安保理にホロコースト調査を求めたからか。
証拠の公開は当然のことで、ニュルンベルグ裁判の猿芝居は、人類史の恥である。
本格的な調査は、これから始まる。
以下は、拙訳『偽イスラエル政治神話』の関係箇所の抜粋である。
『偽イスラエル政治神話』
2章:20世紀の諸神話
2節:ニュルンベルグの正義の神話
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-14.html
[法律の皮を被った化け物の恣意的な訴訟手続き]
[中略]
“ニュルンベルグ裁判所”の法的な異常性に対して、アメリカの最高裁その他の大物法律家が唱えた異議の正しさを確認するために、ここでは単に、そこで蹂躙された実例の項目のみを示すが、これらは、すべての本来の訴訟手続きでは恒常的に確立されている規則なのである。
1、提出された「書証」[textes.記録]の真正さの証明および検証。
2、「証言」の証拠価値、および出所、それが獲得された状況の分析。
3、「凶器」の機能と効果を証明するための科学的鑑定。
[中略]
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-15.html
(a)書証
基本的な書証とは、“最終的解決”が何であったかを決定付けるものであり、まず最初には絶滅の命令であり、それが最高級の責任者によるものだということである。すなわち、ヒトラー、ゲーリング、ハイトリッヒ、ヒムラーらの名による処刑の命令書である。
[イスラエル中央文書館も「絶滅命令書はない」]
まず最初は、ヒトラーによる「絶滅」の命令書である。
これまでにおける「ジェノサイド」、お次は「ホロコースト」の理論家たちの努力の甲斐もなく、その痕跡はまったく発見されていない。一九六八年に、オルガ・ヴォルムセル=ミゴット夫人は、つぎのように記している。
《アウシュヴィッツのガスによる絶滅の明瞭な命令が存在しないのと同様に、一九四四年の中止命令も存在しない》。彼女はさらに正確を期す。《ニュルンベルグ裁判でも、その継続の裁判でも、クラクフでのホェス裁判でも、イスラエルでのアイヒマン裁判でも、収容所司令官裁判でも、一九六六年一一月から一九七五年八月までに行われたフランクフルト(第二次アウシュヴィッツ)裁判でも、一九四四年一一月二二日付けでガスによるユダヤ人絶滅終了を命ずるヒムラーの署名入りの有名な命令書、すなわち“最終的解決”の中止に関する命令書は、提出されなかった》(『ナチ収容所囚人システム』68)
テル・アヴィヴの“中央文書館”のクボヴィ博士は一九六〇年に、つぎのように認めた。《ユダヤ人を絶滅せよと記したヒトラー、ヒムラー、ハイトリッヒらの署名入りの文書はまったく存在しない。……“絶滅”という言葉は、ユダヤ人問題の最終的解決に関するゲーリングからハイトリッヒへの手紙には出現しない》(『ユダヤ人に対する戦争』)
一九八二年一月には、“見直し論者”による批判的研究と戦うために、パリのソルボンヌ大学で討論会が開かれたが、そこでの対決の終了後に持たれた記者会見の中で、レイモンド・アロンとフランソワ・ヒュレは、こう宣言せざるを得なかった。
《最高級の詳しい探索にもかかわらず、ユダヤ人を絶滅せよというヒトラーの命令は、いまだに発見されていない》
一九八一年には、ラカー[72初版の大著『ユダヤ人問題とシオニズムの歴史』の著者]が、こう証言している。
《今日にいたるまで、ヨーロッパのユダヤ人社会の破壊を目的とするヒトラーの署名入り命令書は、発見されていないのだから、すべての可能性から見て、その命令は出されていない》(『恐ろしい秘密』)
これまで、ナチス公文書の公開を阻んできたのは、特に、イスラエルである。証拠が全部公開されれば、ホロコーストの嘘の解明の決定版になる。
再度問う。以上のような動きは、「イランが国連の安保理にホロコースト調査を求めたからか」