2005年10月04日(火曜日)(2019.8.15分離)
NHK vs. 朝日新聞の人騒がせな「政治介入」証拠のテープは、「肝心な部分が聞こえねえじゃないかあ!」(局長)
これまでにも、難事件の解明の鍵は、たった一つの記事という経験を何度かした。
この場合は、『WiLL』2005年11月号の46頁から64頁の19頁にもわたる大特集記事、「匿名座談会」「朝日を「内部告発」する!「朝日は腐っている」」の最後の項目、「テープはさっさと出せばいい」(63頁)の内の以下の数行である。
花田(編集長) 最後にNHKのことを聞きたいのですが、これについてはどう感じていますか。本田記者、テープはとってるんでしょう?
C あるにはあるけど、よく聞こえないらしい。大騒ぎになっているとき、局長室から、「肝心な部分が聞こえねえじゃないかあ!」とかいう怒鳴り声が聞こえてきたそうです(笑)。
B とっていたって隠しどりでしょう? 当然聞こえにくいはずよ。
これが事実であれば、これまでの経過の謎が一挙に解ける。「局長」の台詞の「やくざ」そこ退けの下品さは、いかにも朝日新聞の正体丸出し、自己中心、隠蔽体質を鮮やかに示す。