送信日時 :2001年 8月 5日 日曜日 11:14 PM
件名 :[pmn 15750] ミサイルで子供を殺しても両成敗逃げ口上の大統領
米軍放送傍受のアメリカの放送では、このところのトップ記事、パレスチナでのミサイルによる「子供殺戮」事件については、あまりにも不愉快で、一言しないわけにはいかない気分です。
『日本経済新聞』(2001.8.5)の国際面には、「中東和平で対応に温度差?/ホワイトハウスと国務省」と題する記事が載りました。武闘派ハマスの幹部を狙ったミサイルで「歩道にいた少年二人が巻き添えで死亡する惨事」とあります。「少年」に関しては、アメリカの放送で男のアナウンサーが「litle boy」、女のアナウンサーが「child」と言いました。私は「子供」と表現します。
アメリカの国務省は、これを「度を超えている」とし、ブッシュ大統領は、「(イスラエル、パレスチナ)双方に暴力の連鎖を断ち切るよう求める」と「繰り返しただけ」だそうです。日本で言えば外相と首相の態度が違うのです。
ところが、このワシントン発の日経記事では、この事態に関する「温度差」について、次のように記しているのです。
「こうした相違を一日付けのワシントンポスト紙は『ホワイトハウスと国務省からの二つの反応』と一面で報道。外交の最前線に立つ国務省に対し、内政の課題を重視しするホワイトハウスはイスラエル支持派が多い議会との関係や、ユダヤ票の動向に神経をとがらさざるを得ず、温度差につながっているとの見方を示した」
以上のワシントンポスト紙の記事は、電網宝庫から取り込むことができるので、後刻、試してみますが、同紙を大手にのし上げた長年のボス、キャサリン独裁婆さんの死亡が報じられた直後のことでもあります。この婆さんは、創立以来の所有者のユダヤ人一家の後継者です。競争相手のニューヨークタイムズと同様、ユダヤ人所有で、「ユダヤ票の動向」ばかりかアメリカの世論の支配者として君臨してきた新聞が、この件で「温度差」などと他人ごとのような表現をするのも、実に不愉快なことです。
しかしまた、ひるがえって、あの極悪極右イスラエルの神様、ガス室の嘘を見抜けないのか、または恍けて世渡り上手の右顧左眄をしているのか、それどころか、南京事件や従軍慰安婦などの事実さえガス室の嘘の支えに利用されている日本の自称左翼、自称平和主義者の愚かさ、その神輿の上に乗るヤクザそこ退け最悪の言論詐欺師らの醜さには、ますます呆れ果てます。
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