電子手紙の送信日付け順・注釈付き一般公開文書館 2001年5月

民衆のメディア連絡会の意義は、薄れるどころか、これからが“正念場”の意見に賛同

送信日時 : 2001年 5月 10日 木曜日 8:30 AM

件名 :[pmn 14750] Re:民衆のメディア連絡会のこと

Subject: [pmn 14743] 民衆のメディア連絡会のこと

民衆のメディア連絡会の意義は、薄れるどころか、これからが“正念場”と言えるのだろうな、と思っています。
(意義が)あるなら、(継続のために)会として、総会等を開いて、役割分担を 決めるしかないでしょう。
「私が担います!」という人が現れる期待を込めて。

 私も気になっていて、5月17日の事務局会議は、一応、手帳に書いてあるのですが、迷っていたところです。

 言い出しっぺ主義で、事務局会議には誰でも参加できるとはいっても、裸の猿の集団では、体力の有る個体が事務局の常連となって、蘊蓄を傾けると、やはり、権力と化す恐れがあります。私は老害権力が嫌いです。だから、早めに遠慮したのです。

 日本では官僚主義と訳しますが、フランス語のbureaucratieのbureauは事務机のことです。これまでの民衆のメディア連絡会の緩やかな発展には、事務局を一手に引き受けてきた松原さんと佐々木さんのおそらくは官僚主義が大嫌いな人柄が、大いに寄与したのではないでしょうか。

 私は、一度、熟慮の上、事務局会議からの「引退」「隠棲」を決めたので、またぞろ顔を出して、最近の地滑り大敗を喫した某元首相みたいにもなりたくないし、「総会」は大袈裟でも、民衆のメディア連絡会の発端となった200人を超える大集会から、ちょうど10年の区切りでもありますから、気楽な場を開いたら、いかがでしょうか。

 ニュースレターに関しては、私は、ビラから労組機関紙から、最近の個人新聞まで、色々な経験をしましたが、一番楽なのは、「打ちっぱなし」と呼んでいた方法です。昔は、タイプで打ったまま、横に流すだけの編集の機関紙が多かったのです。私は最近、わが電網宝庫に入れた記事を、この打ちっぱなし形式で貼り込んで印刷して、会員制の有料、『歴史見直しジャーナル』を36号まで出し終え、一息ついたところです。

 担い手に関しては、VIDEOACT!との関係も考えて、自作ヴィデオや集会の宣伝をしたい人が中心になるとか、言い出しっぺが得をするような方法を考えたら、いかがでしょうか。私の個人新聞も、最初は、拙著宣伝を兼ねていました。今の日本の大手紙も、昔は、何と、一面が全部、書籍広告という時代もあったのです。使命感や義務感では長続きしません。


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